DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

不安な夜は明けた!(事態は急転、入院へ)

2019-06-21 22:31:48 | 雑感

 前のブログを書き終わって、うとうとしていると、突然、妻の呼び声が聞こえてきた。とても、せっぱつ詰まった声の様子に、ただ事ならぬものを感じながら、妻のもとへ行ってみると、息は乱れ、とても苦しそうにしている。横にしてくれというので体位を変える。それでも、苦しそうにしている。背中をさすると、それは嫌がり、「冷蔵庫」という。冷蔵庫?そうか、麻薬をのませてということかと、麻薬を持ってくると、違う。「電話して!」という。

 ケアマネージャーに電話を入れるが、電話は留守番に繋がってしまう。携帯に電話してみたが、これも繋がらない。そうだろうな、まだ、寝ている時間帯だからな・・・・仕方ない、主治医に電話するしかないと、主治医の携帯電話の番号で電話する。電話にはすぐに出てくれた。主治医に状態を話すと、訪問看護師にまず連絡して・・・という回答。折り返し、訪問看護ステーションの電話番号に電話を掛ける。電話にすぐに出てくれ、状態を話すと、自宅から行くから少し時間が掛かるが、待てるかという。しばらくすると、看護師が来てくれた。看護師は状態を見て、血圧や体温を測り、少し熱がある。脱水症状も出ているようだと言い、体を冷やすから氷嚢はないかという。生憎票のはないというと、それじゃ、保冷剤はある?うん、それなら有る。小さめの保冷剤をタオルで包んで体を冷やし始めた。

 主治医に先ほど電話したので、主治医が心配していると思うので、看護師から電話するように頼む。主治医の携帯電話に電話して看護師に代わって、状況説明をしてもらう。その中で、ベッドが空いているので入院してはどうかと主治医が問うて来た。看護師はそれを妻に伝え、妻は頷いた。こうして、妻の入院が急遽決まった。看護師は、入院先が決まっているのだから、救急車を呼んでそのことを話すれば、病院に運んでくれるという。そうこうしていると、病院から電話があり、ベッドが確保できたので、連れてきてくれれば、受け入れますという。救急に電話して、病院まで搬送してもらい、無事入院の運びとなった。物凄い速さで事が動いている。病院に行くと、すぐに点滴が始められ、その間に入院手続きを済ませ、病棟へ移動した。病棟に横になった妻は、幾分安心したのか、呼吸も少し楽になったように見える。

 まあ、最近の訪問診療の中で、再三入院の話が話題に上り、入院を勧められていた。家で過ごしたいとの妻の気持ちを考え、様子見ていた状態だった。まあ、なるようになるしかないんだなぁと思う。私自身は、また別の悩みというか課題というかが浮かぶ一方で、介護の重圧から解放され、気持ちが少しだけ楽になったように思う。

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