政府は、コロナウイルス対策として、108兆円に及ぶ巨大補正予算を組んだ。ところが、コロナウイルス災で仕事がなくなり、生活の困窮する人がどんどん増え、現金給付を求める声が大きくなってくるや、まずは補正予算案を速やかに成立させ、次に現金給付について考えるという。これって、とても可笑しな発想ではないだろうか? 1か月分の小遣いを上手に使えず、1週間ずつ金を降ろして、週単位で生計を考えている私が言うのもどうかと思うのだが、年収600万円の家庭を例にとって考えてみよう!1年の暮れに、来年は、給料が上がるだろうから、年収を650万円と考えて、1年間の金の使い道を考える。これには多少無理があるが、まあまあ細かいことを言うのはやめにしよう。ところが、その計画を作っている間に、亭主がケガして、働けない期間ができることが分かった。普通ならば、計画を撤回して、予算を組み替えるでしょうね!多分、「お父さんの晩酌の酒をやめて欲しいとか、自動車を更新するのを先に延ばすとか、家を建てる予定を5年先に延ばすとか、お母さんの趣味のジャズダンス教室、週4回を週2回に減らすとか・・・」など、頭をひねって、懸命に考えるわけですよね!それでも、ダメなら、仕方ない100万円貯金を減ることも覚悟しよう!貯金がない人はどうする?(誰かに融通して貰う?そんな融通してくれる人なんていないですからね!) これは普通の流れというものでしょう!
ところが、政府がやっていることは、新型コロナウイルスが問題になって、大変な事態、予算の編成の優先順位が大きく変わっているのに、それを全く考えずに、通常の予算案を成立させた。次に、新型コロナウイルスが猛威を振るい始めると、108兆円の巨大予算案を作った。さらに、現金給付を求める声が大きくなると、そのための予算案を作るので、先ほど作った予算案を速やかに通して欲しいという。えー ? ? ?
政府は、「打ち出の小槌」を持っているかのように考えているのでしょうね?こんな人たちに政治を任せておいて大丈夫なの?