今日の午後3時頃に一時間ほどの小規模、地域限定の停電があった。まあ、小規模といっても、停電にあった当事者にとっては変わりはない。我が家ではまず照明が全部消え、テレビが消え、電話がストップ、当然家の中のWi-Fiを止まった。また、IHコンロを使っているので、水を沸かすこともできなくなった。まだ、水自体は、給水管に入っている分があるので、全面的に断水にまでは至らなかったが、これが長期に及ぶと水の確保ができなくなるという事態も起こるだろう。他の建物に電気が来ているのかを確認するにも、ベランダから目視する方法しかない。外に出ようとしても、非常階段を下りて、用事が済んだらまた昇って来なくてはならない。まあ、我が家は4階だがそれ程の負担ということではないのだが、それでも、普段使っていない階段を使うのは結構手間なことだ。幸い、1時間ほどで復旧したので、冷蔵庫の中身が大丈夫かどうかを確認する必要もなかったが、これが半日、一日と長引くと、冷凍食品や冷蔵食品は廃棄しなくてはならなくなってくる。幸い、東電がすぐに来て、復旧作業を始めたので、まあ、そのうち復旧するだろうと思っていたが、それでも、不安なことだった。
昔、新潟市で真冬に半日以上停電し、暖房がなく、水も使えず、テレビラジオもないという状況に遭遇したことがあったが、電気に頼る生活の脆さを痛切に感じたことがあったが、今回の停電でもその時の記憶が蘇り、不安が一層増したような気がする。まあ、大事にならなくて良かった、良かった。