富山と言えば『鱒寿し』、これについては私もマッチョも同意見だったので、とある鱒寿し屋へ移動します。
行き先は、私が以前『はくりんちゅ』で富山に出張工事に来た時に教えてもらった店、『小林鱒寿し店』です。
この店の鱒寿しは他の店舗のものよりも脂っこい仕上がりになっており、濃厚な味が好きな人にはオススメの鱒寿しです。
ついでに言うと、店のオヤジのトークにも脂が乗っており、かなりの曲者です(笑)
鱒寿しを購入した我々は、金沢へ向け移動を開始します。
砂山1号、高速道路を爆走!
そして半壊…。
損壊状況
凹凸のある一般道路や、高速道路での時速80km/hの走行にはびくともしなかった砂山1号ですが、追い越し車線で時速100km/hまで加速した所、バッサリと持って行かれました(笑)
金沢に到着すると、ホテルに向かいます。
まずは予約したつもりの『アパホテル(金沢中央)』の立体駐車場に入りかけますが、間違いに気づきます。
「あれ?片町って付いてたような気がするなぁ…」
駐車場の警備員に訊くと、数百メートル離れた『アパホテル(金沢片町)』を案内されたので、そこまで移動します。
「申し訳ありませんが、ご予約を賜っておりませんが…」
「…?」
今度はフロントで申し訳無さそうに断られます。それもこれもいつもは携帯に送られてくる『楽天トラベル』の予約確認メールが届いていないのと、中途半端な地理情報が記憶に残っているのが原因です。
iモードで予約を確認すると、私が勢いで予約したのは『アパヴィラホテル(金沢片町)』だということが判明しました。ちなみにアパヴィラホテル(金沢片町)とアパホテル(金沢中央)は、道路を挟んで向かい合っています。
「なんか凄く紛らわしくないか?こんな至近距離に三軒のアパホテルだぞ?」
「お前が予約したホテルの名前をきちんと憶えていないのがいけないんだろ」
「あ?」
マッチョの一言は正論ですが、正論が故に非常に腹が立ちます。
アパホテルの湯沸しポット
腹が立ったので湯を沸かしてお茶を飲みます。
「おお?なんかこのポット変だぞ?」
見方によっては洋式便器に見える謎の背面パーツ。
正体は加湿器
湯沸しポットと加湿器が一体化しているらしい。
「おお、こんな物があるなんて知らなかった…」
非常に合理的な製品です。
夕方、飲み屋街へ繰り出します。
チンドン屋に遭遇
ちょっと演奏のリズムがヨレヨレでしたが、久しぶりに本格的なチンドン屋さんを見ました。
居酒屋でしっかりと飲んでホテルに戻ると、ホテルの建物の二階がキャバクラだと言うことが判明します。
アパヴィラホテル(金沢片町)はマンション構造のホテルなので、中央部は共用廊下兼吹き抜け構造になっています。
「おお、廊下がキャバクラの店内通路みたいになってるな」
部屋のある四階の廊下から観察をしていると、ドレス姿のキャバ嬢が頻繁に現れます。
「いいねぇ、このアングルからのドレス姿って」
キャバ嬢の胸元が際どいアングルで見えています。
「こんな所で見てないで、店に行けってんだよな」
「うははは、それはそうだけどな、なんかこれで十分だな」
私もマッチョも、若い女の子と会話をすることに金銭的価値を見い出せないタイプみたいです(笑)
翌朝、昨日購入した鱒寿しで朝食を済ませると、『兼六園』に向かいます。
桜
私の兼六園訪問回数はこれで5回目。
やばマッチョ
昨日までとは一転、気温が上昇し、日差しも強くなっています。
「暑いな、上着を脱ぐか」
「その脱いだ上着を俺に貸してみろ」
「いいけど、どうするんだよ?」
「頭皮の保護だよ」
「…なんか僧侶の頭巾みたいになってるぞ」
「いいんだよ、見た目よりも俺の頭皮の方が大事だからな」
かなり怪しいマッチョ
持って来たはずの帽子を紛失してしまったので、こういうことになっています。
どんな状況でも、魚影を探すことだけは止められないみたいです(笑)
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