現在私は非常に辛い状況に置かれています。
それはコイツが不味いからです。
キムチ風ラムネ
このラムネほど、飲む前から飲む気が失せる商品もありません。
しかも今回はこのブログを書きながら飲んでいますので、画像を見るだけでも嫌な気分です。
キャップ部
ラベルにはハングル文字が記載されています。
上二文字が『キムチ』、下三文字が『ラムネ』を意味しています。
別に私にハングル文字の判読能力がある訳ではありません。無料翻訳サイトに単語(日本語)を打ち込めば、簡単にハングル文字に変換されますので、非常に簡単な話です。
ラベル側面
『ピリ辛テイスト』という文字と、ニンニクと鷹の爪のイラストが入っています。
ラベル裏
キムチは入っていませんが、『赤色102号』といういかにも体に悪そうな着色料が入っています。
そもそも名前の後ろに番号が付いても許されるのは、『鉄人28号』とか、『キカイダー01』とか、『ナイト2000(ナイトライダー)』くらいです。あ、『大鉄人17』もイイかなぁ。
上記の例が分からない人は、説明が面倒なので『エヴァンゲリオン初号機』で結構です。
『赤色102号』の隣の『食塩』ってのも気になります。
「トマトジュース以外の飲み物で、しかもラムネに食塩だぁああああ?」
懐石料理のマグロの刺身に『醤油マヨネーズ』を付けて食べさせた、『美味しんぼ』の山岡士郎よりも驚愕的です。
正直、この段階でもうほとんど飲む気を削がれています。
コップへ注入
開栓した瞬間に、ビンの注ぎ口からキムチ臭が立ち昇ります。
「うぉおおお、焼肉屋?いやいや『カラムーチョ』?」
若干、人工的な駄菓子っぽい匂いでもあります。
サンテ『ザイオン』との比較
ザイオンよりもオレンジっぽいです。
「なぜ比較する?」
と思う方もいるかもしれませんが、私にも分かりません。たぶん現実逃避です(笑)
さて、いよいよ飲んでみましょう。
「ん、おフェっ…」
コップに顔を近づけると強烈に臭います、人工的キムチ臭が…。飲む前からグロッキー状態。
「おぅ、おげぇええええええ・・・・・・」
一口で体と脳が拒絶反応を示します。
「なんじゃこのニンニク臭は…」
人工的キムチ臭が、強烈に口内に残ります。
「ああ…、マジであかんわ、臭いだけなら最凶や…」
たこ焼風ラムネも強烈でしたが、臭いの残存感はこっちの方が上です。
肝心の味覚部分ですが、あいかわらず貧弱な甘みを感じさせるだけで、あまり創意工夫は感じられません。
警戒していた『ピリ辛感』はほとんど無く、ただただ口内に偽キムチっぽい臭いが拡がります。
「キムチ風ラムネって感じよりも、ニンニク風ラムネって感じだな」
もしもこんな口臭の男が居たら、一生彼女は出来なさそうです。
製造会社はまたしても『ハタ鉱泉株式会社』。
色々な商品にチャレンジするのは結構ですが、どうも香り付け、いや、臭気付けに重きを置いて商品を開発しているようで、個人的にはあまり賛成出来ません。
奇抜な商品ほど、味覚と嗅覚のギャップをギリギリの線に留め、
「んー、不味くはないけどかろうじて飲めるかなぁ…」
というラインを見極めるのも大切なのではないでしょうか。
「はふぅうううううう……」
一時間をかけてなんとか飲み終えましたが、非常に疲れました。
あー、痛覚が無いはずの脳が痛い(笑)
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シェフが気まぐれで作るということは、要は、
「何が入っていても勘弁な!」
って意味です。
それならばアクセントに『セミの素揚げ(非常に香ばしくて美味しいらしい)』なんかをトッピングして、
「ハイっ、本日の『シェフの闇討ちサラダ』でっス!」
とか叫びながら、セレブな奥様に爽やかな笑顔で出してもらいたいです(笑)
他にも今季(来季も売るのか?)発売を終了した、
『水なす風ラムネ』
http://www.hata-kosen.co.jp/intro/209.php
とか、
『たまねぎ風ラムネ』
http://www.hata-kosen.co.jp/intro/210.php
なんてのもあったみたいです。
会社概要を見ると、大手食品会社のOEM商品を大量にやっていそうなので、奇抜なラムネは社長の趣味かもしれません(笑)