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NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

死生観

2013-08-22 08:09:30 | 会員日記
※ドネ会員ページ(SNS)の日記より

◆死生観

盆休みで10日間も休みを頂きました。

10日もあれば、今後の方向性や行動などが出来るだろうと思っていたが、
実際は全然、、、考えることすら休養した休日だった。

、、が、意外にこれが良かった。
、、っていうか、暑すぎてまともな思考回路にならへん。

そして今日から仕事。休みの間に思ったのは、
思いや気持ちは、やっぱり出来るだけ記しておきたいと思った。
ので、これからは今までよりは出来るだけ頻繁に日記を書こうと思います。

最近考えるコト、、、 死生観。

死生観とは、死を通した生の見方をいう。らしいです。

父がお世話になっていた、10年来掛かりつけのお医者さんが急逝された。

脳溢血だった。長年勤務医をされ、去年春から開業され、
さぁこれから!というところだったのに、あっという間に亡くなってしまわれた。

父は10年以上、2週間に一度は通っていたので、ショックを受けていた。
父よりも若く、父が年老いても先生に診てもらうつもりでいた。
まさか父よりの先に、しかもあっという間に、、、

人の一生ってなんなんだろう、、と改めて思わされた。


そんな中、遺品整理の仕事に女優が挑戦するという番組をたまたま見た。

その多くは独居で亡くなり、遺族が遺品の整理を依頼するというもの。
遺族も高齢化が進み、体力を要する遺品整理が困難なケースが多いらしい。

和やかな現場もあれば、ハードなものもあった。

最期は自分で立ち上がることすらままならなかったんだろうか、
ゴミ屋敷の中で排泄物まみれで亡くなるケースも多々あるそうで、、、

「死」から生を見、どう生きるのか、
ということを考えるのは私には早すぎるのかもしれない、
だけど考えずにはいられない。

死は予期できない。
自分も含めて「死」があることを前提に
何が出来るか、したいか、遺したいかを考えたい。

うまく表現できないが、今まで自分が「死ぬ」ということを
将来設計の中に全く入れていなかった。
生きながらにして「楽しければ・ラクであれば・自分さえ満ち足りていればそれでいい」
と実は思っていたと思うし、それを物語るように、
まーっ見事なまでに自分の趣向のものとか、趣味のものとか、
遺しても誰の役にも立たないものだらけ。

だけど人生、どこで何があるか分からないという前提に切り替えようと思う。
(後ろ向きな意味ではなく、前向きに!)

さて自分の死後、後世や親族に何を遺すのか?何を伝えるのか。

自分の遺品で迷惑はかけたくない。遺品整理は誰がするのか?
何を遺すのか?モノも、想いも。
最小限、遺したいモノを分かりやすく遺したい。

そこを基点に、どう生きるのか、何を大事にするのか。
何を伝えるのかということを考えて行動できれば。。

孤独死はしたくない。人間の尊厳を全うして安らかに死にたい。

どんな人でも、そう望んでいると思う。
孤独の中で死を迎えるなんて悲しすぎることがおきて欲しくない、人間として。

だけど、、それが叶えられない人が居るという現実。

高度に発展したと思われる日本でも、世界でも、、、

人生を、喜びの中で全うして生きて欲しい、と心の底から思う。

ならば自分はどうするのか。どう貢献するのか。

なかなか定まらなかった人生の方向性、
死生観から、ある種逆算することで、少し見えつつあるのかなぁと思っています。


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