「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

移民・難民の排除ではなく共生を

2021-05-11 08:41:17 | 情報・イベント紹介
前記事で紹介した5月6日の講演会(オンライン開催)
鳥井一平さん(移住者と連帯する全国ネットワーク)
「コロナ禍の「移民」と入管法改悪」
にzoomで参加しました

※以下、交流掲示板より
↓↓↓
▼(会員さんのコメント)
移住連のホームページから、
今年1月に亡くなったカメルーン出身のマイさんについての記事です。
ぜひ読んでいただければと思います。
https://migrants.jp/news/blog/20210503.html

ちなみに、私は6日にあった鳥井さんのオンラインセミナーを視聴しました。1時間半という時間がすごく短く感じる、すごく熱のこもった講演でした。
生協の有機野菜の件が一番心に残ったというか、ショックでした。

▼記事の紹介ありがとうございます
鳥井さん熱かった
学生時代神戸におられたこととか、政治犯の救援に関わっておられたとか、NHKのドキュメントの時の経緯も若いスタッフにすすめられて「多くの人にこの問題を知ってもらう」ということで受けられたとか、聞いてなるほどと思いました。

内容は濃かったです
日本の社会が様々な産業分野でもう実際に海外からの労働力なくしては成り立たなくなっている
のに
その人たちの立場や生活者としての当然の権利を認めていない
立場の弱さに乗っかってピンハネする、低賃金、長時間労働で搾取する
強制送還で脅す
とりわけ技能実習制度は現代の奴隷労働、人身売買だと国際的非難されている
のに
根本的な見直しをしない
都合のいい労働力確保のための制度になっている

日本の農業や漁業は移民労働者なくして成り立ってない
大変なことです
生協の有機野菜を技能実習生が作っているという話もありました

彼らからのSOSを受けて日々奔走する鳥井さんたち
立場の弱い彼らを搾取してなりたつ社会ってなんなのか
そのための制度って何なのか
彼ら彼女たちがあたりまえに人として暮らしていけるようにならなきゃ
それが共生だと思います

私は鳥井さんの言ってた
普通の善良な工場の社長がそういう搾取をしている
という言葉が後になって効いています
最初どういう意味なのかと思ったのですが、
悪どい送り出し機関とかブローカーの問題もありますが、
地域活動とかもしてる普通の社長とか経営者が
彼らの立場の弱さに気づいて支配的になっていく
彼らを同じ人間扱いしないことに慣れていくんですね
直接かかわってなくても同じことだと思います
(私たちも彼らの現実から目を背けているなら、、という意味です)

~~~~
この社会にはさまざまな国籍、ルーツ、バックグラウンドを持った人々が暮らしています。その事実にこの社会は気づいているはずなのに、真に向きあうことは出来ていません。それは「日本」にいるのは/いるべきなのは「日本人」である、という幻想にいまだに縛られているからです。社会保障も、働く権利も、まずは日本人が優先されるべき、という発想が根強くあります。・・・

この社会が、ここに暮らす一人一人の人権が保障され、尊重される、あたりまえにあるべき共生社会へと発展していくには、まずは、多様な人々がすでに「ここにいる」ことを認識し、「ジャパニーズ・オンリー」「日本人ファースト」の価値観から脱却していくことが必要です。
~~~~(移住連のパンフより)

2020年12月 在留外国人 2,887,116人 です

※こちらの記事もリンクを紹介します(さき)
↓↓↓↓
▼また誰かが死ぬかもしれない…
多くの人がまだまだ知らない「入管の衝撃実態」

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83001

▼「ミャンマーに帰ったら殺されます」入管法改正の危ない現実
死亡事故が続出する入管施設でなにが起きているのか
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83001

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5/6 鳥井一平さん講演会 ~... | トップ | ガザ緊急支援2021(食糧と生... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

情報・イベント紹介」カテゴリの最新記事