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NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

西半球でもっとも貧しい国ハイチ

2010-01-20 09:50:36 | ドネーションシップ
※ドネーションシップわかちあい http://www.donationship.org/
会員ページの日記より、ご了解を得て転載します。

◆西半球でもっとも貧しい国ハイチ  
 (2010,1,15) Hさんの日記より

ハイチの地震で亡くなった人は10万人以上と言われています。

去年BSか何かの番組でハイチの現状を知りました。
アメリカ軍のゴミの車を追いかけて何百人かの人達が
走っていきます。
車からゴミを捨てると、食べ物を探します。
暑い国のゴミですから腐ったごみです。
食べ物のゴミだけではありません。
色んな物が混ざっています。
怒鳴りあいをしながら必死で取り合いをしていました。

子供達が笑顔で嬉しそうにしていました。
「アメリカ軍がいてくれるから、ゴミがあるから僕たちは生きていられる」
「ありがたいと思う」・・・・・と。
子供たちの笑顔が忘れられません。

ハイチは先住民の人達がスペインの占領で奴隷として働かされ
亡くなっていきました。
そして、西アフリカの黒人の人達を奴隷として連れてきたそうです。

私の周りの人達の悩み、不平不満の話を聞いている時に
この事を必ず話します。
でもその時だけ真剣な顔で元の話に戻ります。
ランチをしておいしい物を食べて自分のストレスを発散しています。

いい世の中になりますように・・・と祈るしかありません。
自分に出来る事をして・・・


******************
※1月17日の前後、阪神淡路大震災から15年の特集番組や記事を見ました。
亡くなった方、被災された方々の痛みや傷は消せるものでないことを感じました。
ハイチ地震で亡くなった方は20万人にのぼるとも伝えられています。
被害は途方もなく甚大なようです。
私たちに何ができるのか―。

阪神大震災の経験から、
一人ひとりの市民どうしの支えあいを大切にしながら、
海外災害援助を続けてきた、
CODEの救援募金の呼びかけを紹介します。(さき)

========================
◆CODE:ハイチ地震救援募金の呼びかけ
振込口座:郵便振替 00930-0-330579      
加入者名 CODE     
※通信欄に「ハイチ」と明記して下さい。

※なお、皆さまから寄せられたご寄付の15%をCODEの管理運営費に使わせて頂きます。
※ハイチ地震に関するCODEからの情報はHP(下記)で逐次発信致します。
========================

◆CODE海外災害援助市民センター
http://www.code-jp.org/
は、阪神淡路大震災の経験から設立されました。
CODEの趣意書から↓

<なぜCODEを創ったのか>
私たちは、阪神・淡路大震災から「支えあいの大切さ」「一人ひとりの尊さ」
「くらしと地域が一体化することの大切さ」「ボランティア精神の貴重さ」
「救援者自身をサポートすることの重要さ」に気づきました。
阪神・淡路大震災やその後の海外での災害支援の経験に基づいて、
自分の命や自分のまちを自分たちで守るために、
一人ひとりが主体的に防災・減災を自分のこととして考えること、
不幸にして災害が襲ったときには、難局に立ち向かう意欲を持って
「新しい社会システムを構築する」ことまで視野に入れることが必要なこともまなびました

海外の被災地の人々に対して、
少しでも役に立ちたいという思いを持つ市民が大勢いることも、改めて知りました。
救援・復興活動を行うには、専門家だけに委ねるのではなく、
専門家を含めた幅広い智恵や能力を持つ市民が、
問題を共有しながら互いに協力して取り組むことでより成果が上がることも学びました。
企業や行政、国際機関、研究機関、NGOなどの組織に属する人も市民としての意識を持ち、
組織そのものも地域を構成する市民の一員として活動することも重要なことを学びました。
私たちは、これらのことを活かすために、
より幅広い市民が集まることができる拠点として、
CODEという新しい場を創ることを決意しました。

<なぜCODEで活動するのか>
メキシコ地震に立ち向かった現地のNGOリーダーは、
神戸で「忘却は最大の敵」と発言しました。
忘れないためには、経験し続け、学び続けることが大切です。
一人ひとりや、1つのグループではできることも限られます。
私たちはCODEという繋がりを通じて、災害救援の実践を続け、
問題に立ち向かえる力を高めていきます。
支えあいや助けあいに国境はありません。
私たちは、地球市民の一員として、
海外の災害被災地に私たちが経験してきたことを伝え、
また新たに学ぶことで、「被災地責任」の一端を果たしていきます。

<「地球市民力」の向上に向けて>
災害救援は、最後の一人の人権を回復するまで、
直接に、間接にかかわることが求められます。
そこでは、被災地の“内発性を育む”ことが必須のことです。
また、普段から災害や防災・減災に取り組むことは、
地域とくらし、持続可能なコミュニティ作りを考えることにつながります。
災害を機に、メキシコやトルコ、台湾などの人たちとの交流が続いているように、
ネットワークづくりも大切です。国と地域で生活慣習や文化の違いがあることを認めつつ、
自然災害に対する共通言語を見いだして、共に支え合っていく。
私たちは、それが「地球市民力」の向上につながることを確信しています。

私たちKOBEの“市民”は、ここに「CODE」を設立します。

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ハイチ地震レポートNO.6 (管理者)
2010-01-20 21:40:00
CODE:ハイチ地震レポートNO6

現地状況は未だ不安定ですが、ようやく各国の支援活動の本格的な連携が図られ、18日には隣国ドミニカで準備会合が開かれ、25日にはカナダにおいて支援国会議が開かれるようです。また、レポートにも出てくるLEOGANE(首都から西に約40km 人口10万人の内約3万人が負傷)は、日本(緊急援助隊)、アルゼンチン、イギリス、フランス、カナダが首都の混乱を避け、緊急医療の拠点にしてるところです。

以下、クワテモックさんレポート(メキシコ時間1/17  1:20 日本時間
1/17 18:20のメール)

問題は深刻になってきています。一方は、瓦礫の下に生き埋めになっている人を助けるための時間との戦いです。もう一方は、被災者の飢え
と渇きに対する不安です。
 救われた人々は、全ての人々に喜びと希望をもたらします。人が救われるたびに、親類や友人、生き残った全ての人が幸せな気持ちにな
り、とても興奮しています。外国からのレスキューチームは、瓦礫の中で一生懸命夢中に仕事をしています。

 3万人以上の遺体は、集団墓地に埋葬されました。当初、大臣と視察していた人々は、(犠牲者が)25万人かそれ以上になるのではない
かと信じていました。
 ともかく、1つの国における最も大きな大災害であり、ハイチの様な貧しい国を襲ったという点においては、特別です。2004年の津波よりもひどいと多くの人が言っています。
 空母は既に港に到着し、航空機の支援を行うなど、非常に役に立っています。
 現在は、水と食料の配分ポイントが20か所以上です。WFP(世界食糧計画)は、水と食料の配給のため、一生懸命働いていますが、それでも状況は騒乱としています。

 ダメージを受けた首都の空港は混雑していて、救援機は隣国ドミンカのSanto Domingoに着陸しなければなりません。空港の混雑な状況
は、アメリカと、例えばブラジルやフランスといったような支援国との間に衝突(摩擦)を引き起こしました。
 農村部の被害は、ポルトープランスの被害と同じくらいひどい状況ですが、世界はそれらを忘れてしまっている、と彼らの言う通りです。これは、LEOGANEのケースです。ここに2つの大きな集団墓地がありま
す。3つ目もすぐに出来るでしょう。これが地震から4日目の現在の状況です。
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ハイチ地震レポートNO7 (管理者)
2010-01-20 21:43:44
15年前の阪神淡路大震災を目前に起きたこのハイチでの大地震ですが、阪神地区で活動するひとりのハイチ人のアーティストの方が立ち上がりました。
壁画家ヒューズ・ロジャー・マシュー(Hugues R Mathieu)さん(37歳)は米国籍です
が、ハイチの両親の下で13歳まで首都ポルトープランスで育ち、92年からニューヨークでの芸術活動を経て、03年来日し、日本とハイチの文化を融合させた作品を創作しています。ハイチには親類が30人以上いるそうですが、未だ消息が不明だそうです。
マシューさんは17日にウェブサイトを立ちあげ、募金活動を開始しました。

(以下 ウェブサイト レスキューハイチより)

私は日本に住みながら、ハイチと日本の架け橋を作ろうと努めてきました。
ハイチは私の両親の生まれた国、私の幼少期の美しい記憶が詰まった国、その国にあのかつて神戸にもおきたような大きな被害がありました。このハイチでおきた、とんでもないニュースを今朝聞きました。私はとても悲しくなり、同時にこの国のために私に出来る事を考えています。
私は、日本の皆様がハイチの事を思い、祈ってくださることを願っています。私は、今すぐにでも政府を挙げて全力で、ハイチに援助をいただけるよう鳩山氏にお願い申し上げます。この震災は、地震をよく経験している日本の方々が、一番よく理解できることと思います。私はすぐにこの震災におけるハイチへの援助用に寄付金を募るための口座とウェブサイトを開設します。私はすぐに私のアートを使ったチャリティイベントを開催します。今、ハイチに飛んで行く事は出来ませんが、被災者のために私ができる最善を尽くしたいと思います。そして是非この私のハイチへの活動を世間の皆さまに広めるためにご協力いただけましたら、非常に心強く思います。どうぞよろしくお願いいたします。

ヒューズ ロジャー マシュー       

ウェブサイト:レスキューハイチ http://www.art-hrm.com/haitiearthquake/ 
問い合わせ:サロン「ポルトープランス」
------------------------------------------CODE海外災害援助市民センター
http://www.code-jp.org/
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