ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
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早朝の空の変化

2007-08-09 | Weblog
最近、朝の4時に起きて一日の仕事の段どりをしている。段取り8分・仕事2分の世界に浸っている。昔両親が生活していたリズムに近付いているような錯覚に陥っている。東京の朝4時は未だ静寂の世界である。段々東の空が白み始めるとツバメが空を舞い始め、野鳥が空を横切っていくのが見える。
そして4時45分頃日の出を迎えるとアブラゼミの合唱が聞えてくる。今日も一日猛暑の予感である。
今日の一日は銀行と役所の手続きで外歩き、夜のうちに必要な書類は全て準備しているので時間の無駄を省くため歩く経路と順番を確認していた。
こうした生活のリズムは両親の後ろ姿を見て学んだように思う。このような基本の行動は学生時代や社会人となり、経営者となっても変わらない。
前職時代も仕事の早さを誉められ、おだてられこき使われたが皆の見えない家で段取りをしていただけである。特別なことではない。しかし、この違いが長い目で見れば大きな差となる。息子や娘は私の後ろ姿を見てそれぞれ小さい会社を設立し経営している。未だ20代であり人生経験は少ないがアメリカでの学生生活が影響しているようだ。二人とも外国の友人が多く日本で過ごす2倍の時間を経験している。現に同じ年頃の日本を出たことのない年代の人と比較しても話すこと考えていることと行動力は格段に違う。話していてもしっかりした人生目標を持って取り組み生活している。
日本の大学生に学校を卒業したらどんな進路を歩むのかとアンケートすると安定した大きな会社に就職したいとの回答は90%以上、反対にアメリカの学生は起業するが90%以上と反対の結果になっている。新天地に移民をし成功を夢見た人々によって構成された多民族国家と島国に育った国民の違いを如実に物語っているのではなかろうか?私はどちらかと言うと息苦しい社会は閉口である。中学生の時にブラジルに移民することを考えていた。夢の持った若者は大好きである。こじんまりした人間になるなと言いたい。