ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
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社会的な手抜き動物

2007-08-03 | Weblog
人間は社会的手抜きをする動物のようである。例えばお祭りのお神輿担ぎを例に見ると良く解る。大勢の人が集まってお神輿担ぎの風景を見ると真剣になって担いでいる人、周りでワッショイワッショイと声を出している人、中にはお神輿を担ぐ振りしてぶら下がっている人など大勢集まると手抜きが行われるという。
ある動物学者によると蟻の大群にも同じ行動が観察されるという。
さもありなん。自分が監視されていないと認知すると集団生活の人間も手抜きを行う輩が出てくる。これをいかに防ぐか経営者の悩みでであろう。
ある会社の経営者が言っていた。社員の名前、家族構成をわかるのは最大で100人位である。これが限界である。人間の仕事の手抜きを防ぐためには経営者が社員一人一人の家族を知っているとメッセージを出さないと標題の動物をコントロールし得ない。私などは十数名の社員もコントロール出来なく大失敗した。まかせぱっなしは社員の無責任の暴走を招く。経営とは本当に難しい。これをクリアして経営者もセミのように脱皮していくに違いない。今日は日帰りで大阪の会社での社内講演会である。中間層の人達の危機感の欠如に対して気合を入れて欲しいとの依頼である。