ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
みなさんのコメントをお待ちしています。

反対の立場を経験することで・・・

2007-08-06 | Weblog
去年の7月娘の結婚披露宴を日本で行った。この時婿殿の親と兄弟と親友の総勢12人のアメリカ人を迎えて我々家族は大奮闘した。泊まる所の手配や観光の案内に一致団結して取り組んだ。日本に来たことのある人は婿殿一人、他の人は初めての日本訪問英語しか話せない。2陣に分かれてやって来た。成田への迎えや宿泊場所の部屋割り、女房の家、私の家、ビジネスホテル3ヶ所に分かれて泊まって貰った。披露宴が終わって直ぐ帰る人や3週間滞在する人都合に合わせ人数に合わせてお世話をした。
一番大変なのは食事である。食事は女房の家を中心に皆で手作り料理である。これはよくしたものでお客さんは誰もいない。作る人、後片付けする人連携プレーである。若者達は元気で披露宴が終わってから夜の街に繰り出しパーティーの続き夜遅くまで日本の文化を楽しんでいた。披露宴の司会者は日本語と英語で話しを進めている。娘の友人にお願いしたようである。息子も英語は話せるので日本における電車の乗り方や観光地への行き方を英語の地図を使って説明していた。
今度は反対の立場、娘はロスで結婚する日本人のカップルの親族や友人11人をお世話することになった。新郎以外は初めてのアメリカ訪問、まったく反対の立場を経験することになった。8月10日サンタバーバラでの教会の式と観光案内である。兄に対して援助のお願い、兄は日本で経験しているので大事なポイントを押さえているが何が起こるか解らない。今日午後の便で花嫁さんと友人を連れて1陣としてお迎えの準備に出発する。全員に伝えているのがパスポートだけは忘れないようにと注意していた。お金は何とかなるがパスポートがなければ入国が出来ない。
ロスでは一人一人に結婚式のプログラムと準備するもの観光案内が記された小冊子が配られている。ちょっと見たが要所はしっかり押さえこれを読んで準備すれば問題はなし。式は短時間で終りアフターパーティーが一番の楽しみである。パーティー会場も予約して料理も手配済み宿泊も一軒家を1週間借り切り全員が同じところに泊まれる。南カリフォルニアの海が見える高台庭も広くBBQも出来る。若者向けに大リーガーの試合のチケットも用意したようだ。レッドソックス戦運がよければ松坂投手の登板も見えるかもしれない。息子はアメリカの大学にいるとき何回か試合を見たらしいが興奮していた。息子は8人乗りのワゴンの運転と結婚式の映像を撮る係り、土日は婿殿も参入するとのことである。
このように反対の立場を経験することで人間大きくなるだろう。息子も娘も小さい会社の経営者このイベントから貴重なことを学び経営の本質を体験していくと思う。20代でこんなことをやれるまで育っていたとは思わなかった。女房と支援している。家族は運命共同体であることを実感している。このイベントが成功することを陰で祈りたい。