ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
みなさんのコメントをお待ちしています。

新しい 生命の誕生

2006-06-12 | Weblog
窓から外を見ると 農家の人が 田んぼのあぜ道の雑草を刈り取っている。

この人の 頭上で 二羽の水鳥が激しく 鳴き騒ぎ 威嚇飛行をしている。

私は田舎に育ち 色々な野鳥の子育てを 観察して来た。

この体験から この様子を見ているとあの鳥の巣か 雛鳥が近くにいるに違いな

い。と直感した!

この日は、日曜日であるが セミナーの講師をしているので 見に行くことが

出来ない。 昼休みにでも 観察しよう。

昼休み 食事を早く食べ 鳥が飛び回っていた 田んぼにゆっくりと 近づいた。

抜き足 差し足 忍び足  手には写真付き携帯電話を握り締めた。

田んぼの稲は 20センチ位に成長し 小さい動物は身を隠せる。

突然 田んぼの畝から 親鳥が飛び立ち 私の頭の上で 鳴き叫び威嚇飛行!

やっぱり何かいると確信し 真っ直ぐに植えられた 稲の間をじっと

観察していると 畝の間を何かチョロチョロ動いている。

数えて見ると 三つ。

親鳥は盛んに 警戒音を発していると 三つの塊が 稲の株により添い動かない。

近くによって 覗いて見ると 小さい雛が目をつぶり 固まっている。

携帯電話で写真を撮った。これが今日の映像である。

はとぐらいの大きさの水鳥 岩手では見かけなかった。たぶん渡り鳥と思う。

今の季節は 野鳥の子育ての時期 雛になり 動きまわると親鳥の監視も忙しく

なる。 人間も同じである。赤ちゃんがヨチヨチ歩きしだすと 親は怪我をしない

か心配で目が離せない。

カラスは雛鳥を襲う天敵でもある。 親鳥は必死になって 雛を守るため身を挺し

ている。人間は自分の子どもを虐待したり、殺めてしまう親もいる。

野鳥には こんなことがない。 小さい時から 生命誕生の感動を教えたり、観察

させれば こんな悲惨なことが発生しないではなかろうか?・・・・・