手前味噌ですが

今年の２月のはじめに仕込んだ味噌。
８か月経って樽を開けてみると、
心配していたカビもまったくなく
つやつやと茶色く色づいた味噌が出来上がっていた。

自家栽培した大豆（小糸在来）と米（イセヒカリ）で作った
正真正銘の手前味噌は…

ごはんが進む！
きゅうりも進む！

まだ少し若い味だけれど
熟成をすすめるうちにどんどんまろやかになって
味に深みを増していくだろう。

ちょうど今、来年の味噌作り用に夏にまいた大豆が
枝豆としての食べごろを迎えている。
少しずつ畑から採ってきては食卓に上っているけれど
食べ過ぎないようにしなくては！

柿

柿って果物の中じゃ苦手なほうだったのだけど
今住んでいる家の庭の柿は、とってもおいしい

熟して柔らかくなったのは嫌なので
緑からオレンジに変わる途中のようなのを食べるのだけど
シャキシャキして、それなのにすごく甘い。

精米した後に出る米ぬかを入れているバケツを洗った水を
いつも柿の木の根元に捨てているせいもあるのかな？

きっと遠い昔に家の持ち主が植えたであろう果樹たち…
季節ごとに楽しませていただいてます

歩き始めた息子

誕生日の頃に歩き始めた息子。
直立二足歩行になった気分はどんなだろう。

人間は他の動物に比べ脳が大きく
また二足歩行によって産道が狭くなっているので
「生理的早産」で生まれてくるといわれている。
つまり誕生から一年くらいは
本来ならまだお腹の中にいてもいいくらい
未熟な未熟な存在なのだ。

それが歩くようになったということは
牛や犬や猿など（？）の誕生時に
やっとこさ追いついたということだろうか。

よろ、よろ、とおぼつかない足取りで
でも自分の行きたい方向に向かって確実に
歩を進めている姿を見ると
これからこの人は自分の人生を歩んでいくんだなと
少し離れた気持ちで見守ることができた。