にんじん畑

暑くもなく寒くもなく、蚊も少なくなり
畑に行くのにはちょうどいい季節。

息子を遊ばせがてらにんじんの間引きでも、
と出かけていったけれど、
生えているにんじんを踏むは、葉をちぎるは、
このままでは間引きどころかこの人にすべてやられてしまう…
というわけでさっさと終了。

がてら…というのは通用しないのだな。
遊ばせるなら全力で付き合わなくてはね

歩き始めた息子

誕生日の頃に歩き始めた息子。
直立二足歩行になった気分はどんなだろう。

人間は他の動物に比べ脳が大きく
また二足歩行によって産道が狭くなっているので
「生理的早産」で生まれてくるといわれている。
つまり誕生から一年くらいは
本来ならまだお腹の中にいてもいいくらい
未熟な未熟な存在なのだ。

それが歩くようになったということは
牛や犬や猿など（？）の誕生時に
やっとこさ追いついたということだろうか。

よろ、よろ、とおぼつかない足取りで
でも自分の行きたい方向に向かって確実に
歩を進めている姿を見ると
これからこの人は自分の人生を歩んでいくんだなと
少し離れた気持ちで見守ることができた。