読書感想文

ただただ読書記録。

ふしぎの森のヤーヤー

2008-06-01 14:58:49 | 読書感想文
ふしぎの森のヤーヤー
内田麟太郎:作 高畠純:絵
金の星社 2004


お話してみることが大事です。

よく聞く事が大事です。

じっくり話してみることが大事です。


勇気を出して、自分から。




 目が、にーっと
わらっています。


関連リンク
Wikipedia 内田麟太郎

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ふしぎの森のヤーヤー 思い出のたんじょう日

こぐまのくまくん はじめてよむどうわ 1

2008-06-01 14:47:07 | 読書感想文
こぐまのくまくん はじめてよむどうわ 1
E・H・ミナリック:ぶん モーリス・センダック:え まつおかきょうこ:やく
福音館書店 1972


なにが問題なのか。
それは満足度。

自分で納得できるかどうか。
それが問題。

どんなに理に適っていて、機能的でも、自分が納得できなければ、それは無用の長物と化す。

理屈じゃない、俺がルールだ。


それが子ども。




このうえ、なにがほしいの?


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Wikipedia
モーリス・センダック
松岡享子

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かえってきたおとうさん はじめてよむどうわ 2
だいじなとどけもの はじめてよむどうわ 4

3年2組は牛を飼います

2008-06-01 14:34:22 | 読書感想文
3年2組は牛を飼います
木村セツ子:作 相沢るつ子:絵
文研出版 2007 文研ブックランド


生き物を飼う。
そりゃ、そんなに楽なことじゃない。

大変なことばかりだし、責任も重い。

だけど、大変なことばかりでもない。
だからこそ、人はまた生き物を飼う。

それには、生きるためだけ、肉を得る、乳を得る…その目的以外にも沢山の魅力があるからなのではないだろうか。




「だいじょうぶ、クルミちゃんはそんなことしないもん。」

精霊の守り人

2008-06-01 14:14:58 | 読書感想文
精霊の守り人
上橋菜穂子:作 二木真希子:絵
偕成社 1996 偕成社ワンダーランド 15


ここが始まりか。

「虚空の旅人」から先に読み、その後でこの「精霊の守り人」を読んでいます。
今回の読書感想画の指定図書でこのシリーズに出会うと、この順番でこのシリーズを読むことになる人も多いのではないでしょうか。

やっぱり、先にこっちを読んでおいたほうが、世界観が分かりやすいのかな。
王国の良くわからない人間関係なんかも、こちらから読んだほうが入っていきやすいような気がします。

まあ、先に「虚空の旅人」を読んでいるからこそ、こちらをスムーズに読むことができたということも考えられるのですが。


なるほどなぁ。
こういう人に育てられて、あのチャグムが誕生したのか。




「……もうそろそろ、にげるのをやめな。」


関連リンク
Wikipedia 上橋菜穂子
はてなダイアリーキーワード 二木真希子

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虚空の旅人

チームふたり

2008-06-01 13:51:22 | 読書感想文
チームふたり
吉野万理子:作 宮尾和孝:絵
学習研究社 2007


最強。
好きだよね、その言葉。

でも、強さって単純なものじゃない。
それぞれがそれぞれに強さを持っている。

それぞれの持つ強さを、最大限引き出してあげられる強さってのも、カッコいいんじゃないかな。




「なんかおまえ、すげーキャプテンって感じ。わかったよ、りょーかい。」


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Wikipedia 宮尾和孝

ブルーバック

2008-06-01 13:34:57 | 読書感想文
ブルーバック
ティム・ウィントン:作 小竹由美子:訳 橋本礼奈:画
さ・え・ら書房 2007


受け継がれていくもの。

ふるさと。
魂のよりどころ。

受け継いできたもの。

そしてこれから、受け継いで行かねばならないもの。
それは、簡単なことじゃない。




 ドラは一日中、骨にかこまれてすわっていた。ジャクソン一族が捕鯨をしていたころ、ここにのこした骨だ。


関連リンク
Wikipedia 小竹由美子
橋本礼奈 橋本礼奈画帖

いまも、ここにいる ひとつの命と七つの宝石の物語

2008-06-01 13:10:40 | 読書感想文
いまも、ここにいる ひとつの命と七つの宝石の物語
田中美和
学習研究社 2006


命が消える瞬間に、そんなに明るくいられるのだろうか。

脳死。
それが死なのか、それはまだ生なのか。

臓器摘出。
それは、それは確実な死を意味する。

もう戻らない命。
ただ消えていく命から、輝く宝石を見出す。

それはわかるのだけど。
そんなに明るくいられるものなのだろうか。




「だから! それが、もったいないってことなの」