八王子山下見記録 2021年9月23日
田中 勇
少し涼しくなったので一 昨日、11月例会の八王子山に下見に行ってきました。
例会はまだ少し先ですが7月の保津峡以来、永〜いこと歩いてないしweb資料によれば「距離は短いが急な坂道と石段」が続くそうで、もし途中で断念し再度下見行が必要となればいけないので…と、勇を鼓して出かけました。
「あゆみNo.20」の巻末コラムで藤川さんが書いてくれた『八王子山は愛宕山表参道よりは斜度が3度ばかりキツいが月の輪寺コースよりはラク』に励まされました。
ネットで買ったウオーキングタイツを初めて履いて出発です。
3連休後のためか電車も坂本の街も空いています。日吉大社までは緩い登り道で20分。
入苑料300円を払って神域へ。八王子山は日吉大社の奥宮なのです。西本宮で本日の下見行の安全とコロナの早期終息を願って登山口へ。結構段差の大きい石段の両側に、山頂にある三宮宮と牛尾宮の遥拝所があります。山頂まで行けない人はここで拝むのだそうです。
この石段は段差が大きく短躯の私はポールの助けを借りて攀じ登り?ます。石段が終わると結構急な坂道。しかも小さな石ころが多く歩きにくいです。スニーカーで来なくて良かった。7月に大台を迎えた私には「八十路の坂とはこんなに厳しいのかな?」と思いながら人気のないのを幸いにゆっくりゆっくり、つづら折れの道を登ります。
春の山王祭では神輿を奥宮まで担ぎ上げて、また下ろすのだそうです。
途中に視界の開ける場所があり小休止で一息つきます。ここまでくれば8割がたは登ったかな?という地点です。さあ!もう少し。
人は少ないけれど、時々下って来る夫婦連れや追い越してゆく若い(と言っても自分よりはという意味)女性もいます。また石段を登りカーブを曲がると舞台づくりの三宮宮、牛尾宮が見えました。
この石段も、けっこうの段差で幅が狭く慎重に登ります。
やっと到着しました。
ふり返れば琵琶湖の大観が!両宮の間には高さ10mほどの金大巌(こがねのおおいわ)があります。
ちょうどお昼になったので牛尾宮の石段で、先着の、私よりは若い女性と世間話をしながら握り飯を食べます。「7月で80歳になった」と言い、我々のメンバーにはもっと凄い人たちがいるよと言ったら驚いていました。その女性が下って行ったら入れ違いに、そこそこの年配の女性も登ってきて弁当を食べ始めました。
この大岩の後ろが八王子山の山頂ですが神域のため登れません。そこそこの女性にお先に!と挨拶して奥総社神宮寺跡へ向かいます。
こちらはキツい石段と急坂の埋め合わせをするかのような、やさしい上り下りの道を10分ほどでつきます。伝教大師:最澄の父君が子を授からんことを祈願して入山し、たどり着いたところだそうです。
奥宮の石段ではコーヒーは無理だけど、ここなら大丈夫かな?と思いながら、もとの山道に戻り東本宮横の登山口に戻ります。小さな石ころの散らばる急坂の下りは滑らないように慎重に足を運びます。
東本宮で無事に下山できたことを報告して13時半。まだ早いので大社の隣にありながら、お参りしたことのない日吉東照宮に行ってみました。
東照宮は言うまでもなく徳川家康を祀っており久能山、日光と三社ありますが、この日吉東照宮が日光のひな形になったとか。正面の石段はこれまた凄い急で段差は30㎝以上もありそうで、ケーブル駅の横から坂道があるとの情報を得ていたのでそちらから回りました。
極彩色の唐門や社殿を見たかったのですが拝観(200円)は土日祝のみで残念ながら格子の隙間から写真を撮りました。
当日はぜひ拝観したいものです。
帰りは正面の石段をゆっくり降りて
滋賀院あたりの穴太石積みなどを見ながらJR坂本駅に着きました。18,000歩。距離的にも時間的にも少し物足りないかな?
というコースでしたが、久しぶりの山行きとしては満足な下見行でした。
田中 勇
少し涼しくなったので一 昨日、11月例会の八王子山に下見に行ってきました。
例会はまだ少し先ですが7月の保津峡以来、永〜いこと歩いてないしweb資料によれば「距離は短いが急な坂道と石段」が続くそうで、もし途中で断念し再度下見行が必要となればいけないので…と、勇を鼓して出かけました。
「あゆみNo.20」の巻末コラムで藤川さんが書いてくれた『八王子山は愛宕山表参道よりは斜度が3度ばかりキツいが月の輪寺コースよりはラク』に励まされました。
ネットで買ったウオーキングタイツを初めて履いて出発です。
3連休後のためか電車も坂本の街も空いています。日吉大社までは緩い登り道で20分。
入苑料300円を払って神域へ。八王子山は日吉大社の奥宮なのです。西本宮で本日の下見行の安全とコロナの早期終息を願って登山口へ。結構段差の大きい石段の両側に、山頂にある三宮宮と牛尾宮の遥拝所があります。山頂まで行けない人はここで拝むのだそうです。
この石段は段差が大きく短躯の私はポールの助けを借りて攀じ登り?ます。石段が終わると結構急な坂道。しかも小さな石ころが多く歩きにくいです。スニーカーで来なくて良かった。7月に大台を迎えた私には「八十路の坂とはこんなに厳しいのかな?」と思いながら人気のないのを幸いにゆっくりゆっくり、つづら折れの道を登ります。
春の山王祭では神輿を奥宮まで担ぎ上げて、また下ろすのだそうです。
途中に視界の開ける場所があり小休止で一息つきます。ここまでくれば8割がたは登ったかな?という地点です。さあ!もう少し。
人は少ないけれど、時々下って来る夫婦連れや追い越してゆく若い(と言っても自分よりはという意味)女性もいます。また石段を登りカーブを曲がると舞台づくりの三宮宮、牛尾宮が見えました。
この石段も、けっこうの段差で幅が狭く慎重に登ります。
やっと到着しました。
ふり返れば琵琶湖の大観が!両宮の間には高さ10mほどの金大巌(こがねのおおいわ)があります。
ちょうどお昼になったので牛尾宮の石段で、先着の、私よりは若い女性と世間話をしながら握り飯を食べます。「7月で80歳になった」と言い、我々のメンバーにはもっと凄い人たちがいるよと言ったら驚いていました。その女性が下って行ったら入れ違いに、そこそこの年配の女性も登ってきて弁当を食べ始めました。
この大岩の後ろが八王子山の山頂ですが神域のため登れません。そこそこの女性にお先に!と挨拶して奥総社神宮寺跡へ向かいます。
こちらはキツい石段と急坂の埋め合わせをするかのような、やさしい上り下りの道を10分ほどでつきます。伝教大師:最澄の父君が子を授からんことを祈願して入山し、たどり着いたところだそうです。
奥宮の石段ではコーヒーは無理だけど、ここなら大丈夫かな?と思いながら、もとの山道に戻り東本宮横の登山口に戻ります。小さな石ころの散らばる急坂の下りは滑らないように慎重に足を運びます。
東本宮で無事に下山できたことを報告して13時半。まだ早いので大社の隣にありながら、お参りしたことのない日吉東照宮に行ってみました。
東照宮は言うまでもなく徳川家康を祀っており久能山、日光と三社ありますが、この日吉東照宮が日光のひな形になったとか。正面の石段はこれまた凄い急で段差は30㎝以上もありそうで、ケーブル駅の横から坂道があるとの情報を得ていたのでそちらから回りました。
極彩色の唐門や社殿を見たかったのですが拝観(200円)は土日祝のみで残念ながら格子の隙間から写真を撮りました。
当日はぜひ拝観したいものです。
帰りは正面の石段をゆっくり降りて
滋賀院あたりの穴太石積みなどを見ながらJR坂本駅に着きました。18,000歩。距離的にも時間的にも少し物足りないかな?
というコースでしたが、久しぶりの山行きとしては満足な下見行でした。