歩こう会2014年6月度例会 八丁山~高雄山 記録と報告 櫻畠 康一
日 時 2014年6月14日(土)
集 合 清滝バス停 午前9時30分
コース 清滝バス停→空也第三橋→八丁山(476m)→西谷林道→谷山林道→高雄山(428.6m)→文覚上人墓→神護寺→高雄バス停
参加者 大西一之、井上二郎、井上幸子、小澤和子、田中勇、藤川秀男、大槻茂樹、辻田瑞代、桑名保、佐藤孝子、志賀妙子、伊藤昭子、関口恒、山田政明、下道真知子、北川嘉康、櫻畠康一、谷亜紀子(伊藤さんの友人)18名
歩こう会に参加して・・・ 私のホームページの文章を記載した。
歩こう会も10数年経った。時おり参加させて頂いているがリーダーまで務めたことはなかった。今回、何処かを・・・と具申され、あれやこれやと思考した結果「八丁山から神護寺」のコースを案内することにした。なじみの愛宕山、歩いたことがないであろう八丁山を・・・ そして下山路の神護寺は私が入社した時、福利厚生の一つに「神護寺」が含まれていたので宿泊をした経験もある。 観光シーズンは外れているが静かな山歩きが楽しめるのではないかと・・・
梅雨入りを通り越していきなり真夏が訪れたかのような日々が続いた。山行当日は近畿地方も梅雨入りしどんよりした天気、清滝川駅舎跡で集い軽いストレッチを行い出発した。堂承川に沿った東海自然歩道を北に向かって歩く。月輪寺の登山口に着くころには早くも汗が滲みだしてきた。その先で右の八丁山の広い斜面に向かって山道が植林の中にゆるく上がっている。登るに従い傾斜は増してくる。登山道は大きくうねるようにつづら折れの道が続いている。思いのほか急ですぐに汗が噴き出してきた。二度目の曲がり角で一息入れて、シダや松の混じった雑木の斜面を登りきると明瞭な稜線に出る。そこから僅か北に向かうと八丁山の頂きは直ぐである。
山頂の証である山名のプレートがいくつか樹木に取り付けてある。 周りの木々が伸びているので展望は望めない。小休憩後、八丁山を後にして昼食場所に予定している谷山林道の出合を目指した。
尾根には歩きやすい道が植林や雑木林との境界にゆるやかな上り下りを伴ってつけられている。両側 の樹木が成長し山々を眺めながらの歩きとはいえず、時おり林の切れる間から愛宕山の山並みを覗き見 するだけ。それでも、木洩れ日が時おり射す落ち葉の道は何とも言えぬ情緒を見せてくれる。
丁度、植林が途絶えるころ杉の植林に覆われた薄暗い小尾根を下って西谷林道に降り立った。そこから10分ほど林道を遡れば谷山林道の出合である。
今日の昼食場所早速弁当を広げた。 食後には恒例のコーヒーにウイスキーで香り付け、付け合わせに 頂いた黒糖のかりんとが何とも美味、久しぶりに合わす顔もあって時間はあーという間もなく通り過ぎた。
昼食後、谷山林道を南下、神護寺に向かう山道に入ると窪んだ掘割状の古道も続いてくる。表面の土 はなく、岩肌が露出した歩き難い道、山道から外れて「高雄山」の山頂を確認したり、「文覚上人墓」に寄って市内を遠望したりして神護寺の境内に降り立った。
ホッとひといきついて境内を見渡すと・・・静かで落ち着いた境内の美しさは秋だけではなかった。 青々と輝く青モミジが出迎えてくれた。そこで、記念写真を撮って山城高雄のバス停を目指した。