DKS歩こう会 12月度街歩きアラカルト
2015年度第6回 長浜六瓢箪めぐり記録報告:田中 勇
日 時 : 12月19日(土)JR長浜駅改札口AM10:20集合
コース : 長浜駅―豊国神社―知善院(拝観)―神照寺―和食のさと(昼食)―遠州の里
―総持寺―舎那院―長浜八幡宮―大通寺―黒壁界隈―長浜駅(解散)
参加者 : 宇野真、大西、奥村夫妻、小澤夫妻、川野、桑名、佐藤孝、佐藤好、
杉本、関口、田中、永井、廣瀬、藤川、牧浦 以上17名
<歩こう会に参加して>
平成27年最後の例会。朝からの雨が気にかかったが、17名が長浜駅に集合。今回は秀吉と瓢箪ゆかりの六社寺を巡り、今年一年の『六瓢=無病』に感謝するとともに、新年も元気で楽しく歩けるように祈念しようとの企画。改札口で挨拶、コース説明のあと、駅前の秀吉と三成が出逢った「三献の茶」銅像を見る。三成の細やかな心遣いを伝える逸話だが、これはどうも後世のつくりものらしい。
六瓢箪の最初のスポットは豊国神社。豊国神社(ほうこく、とよくに)は日本全国に10社ほどあるが、創建の一番早いのは京都(1599)で、長浜はその翌年(1600)だそうな。
二番目の知禅院は今日の唯一の拝観寺院。小さなお寺でひっそりとしているが、おばさん(住職の奥様?)が、本尊の阿弥陀三尊像などを説明してくれる。希望者は観音堂のご本尊十一面観音坐像:重要文化財を拝観する(300円)。運慶作で60㎝と小ぶりだがふっくらとしたお顔に何だかホッとする。
三番目の神照寺までは40分の長い道のりだが、天候は回復し雪化粧をした伊吹山が目を楽しませてくれる。途中「馬車道」の説明とクイズで、浜ちりめんについても学ぶ。国道8号線を歩道橋で越え、石造りの二宮金次郎像の神照小学校を過ぎると、まもな
く萩の寺として有名な神照寺。境内の自噴井戸は日本の名水百選に選ばれている。盛り上がるように絶え間なく湧きだす水を口に含むと、柔らかく甘い味がした。花の
時期に再度訪れたいものだ。
午後1時に近く、8号線沿いの昼食場所「和食さと」へ急ぐ。暖かい店内で白い伊吹を見ながらのランチタイム。約半数が生ビールで乾杯!昼食後は四番目の総持寺への途中、遠州の里:小堀町を通る。小堀遠州イコール作庭の感が強いが、彼は建築•土木にも通じ、茶道•歌道•茶道にも長じた総合的芸術家で、日本のレオナルド•ダ•ビンチと呼ばれていると、恥ずかしながら初めて知った。
総持寺はボタンの名所で春には1,000株が咲き乱れるとか。関口さんが見に来たことがあるという。本堂前の「松梅の木」は弘法大師が境内で昼食を摂った時の梅干しのタネから育った梅に松が宿ったもので、商売繁盛や縁結びにご利益があるとか。花の彩はない境内の垣根にカラスウリの赤い実を見つけ、女性がおみやげにと採取。舎那院と長浜八幡宮は隣どうし、舎那院は明治の神仏分離までは天満宮の神宮寺だったとか。それで納得。天満宮の曳山祭りは、高山祭、京都祇園祭とともに「日本三大山車祭」に数えられている。夕暮れが近づき肌寒くなって来た。寅さんで有名な柴又帝釈天に似た、大通寺の参道と山門を経て予定通り15:57発の新快速電車に乗り車中で解散。有志は草津駅で途中下車、駅前で最後の反省会(忘年会)を行い、安全安心の平成27年例会を締めくくった
2015年度第6回 長浜六瓢箪めぐり記録報告:田中 勇
日 時 : 12月19日(土)JR長浜駅改札口AM10:20集合
コース : 長浜駅―豊国神社―知善院(拝観)―神照寺―和食のさと(昼食)―遠州の里
―総持寺―舎那院―長浜八幡宮―大通寺―黒壁界隈―長浜駅(解散)
参加者 : 宇野真、大西、奥村夫妻、小澤夫妻、川野、桑名、佐藤孝、佐藤好、
杉本、関口、田中、永井、廣瀬、藤川、牧浦 以上17名
<歩こう会に参加して>
平成27年最後の例会。朝からの雨が気にかかったが、17名が長浜駅に集合。今回は秀吉と瓢箪ゆかりの六社寺を巡り、今年一年の『六瓢=無病』に感謝するとともに、新年も元気で楽しく歩けるように祈念しようとの企画。改札口で挨拶、コース説明のあと、駅前の秀吉と三成が出逢った「三献の茶」銅像を見る。三成の細やかな心遣いを伝える逸話だが、これはどうも後世のつくりものらしい。
六瓢箪の最初のスポットは豊国神社。豊国神社(ほうこく、とよくに)は日本全国に10社ほどあるが、創建の一番早いのは京都(1599)で、長浜はその翌年(1600)だそうな。
二番目の知禅院は今日の唯一の拝観寺院。小さなお寺でひっそりとしているが、おばさん(住職の奥様?)が、本尊の阿弥陀三尊像などを説明してくれる。希望者は観音堂のご本尊十一面観音坐像:重要文化財を拝観する(300円)。運慶作で60㎝と小ぶりだがふっくらとしたお顔に何だかホッとする。
三番目の神照寺までは40分の長い道のりだが、天候は回復し雪化粧をした伊吹山が目を楽しませてくれる。途中「馬車道」の説明とクイズで、浜ちりめんについても学ぶ。国道8号線を歩道橋で越え、石造りの二宮金次郎像の神照小学校を過ぎると、まもな
く萩の寺として有名な神照寺。境内の自噴井戸は日本の名水百選に選ばれている。盛り上がるように絶え間なく湧きだす水を口に含むと、柔らかく甘い味がした。花の
時期に再度訪れたいものだ。
午後1時に近く、8号線沿いの昼食場所「和食さと」へ急ぐ。暖かい店内で白い伊吹を見ながらのランチタイム。約半数が生ビールで乾杯!昼食後は四番目の総持寺への途中、遠州の里:小堀町を通る。小堀遠州イコール作庭の感が強いが、彼は建築•土木にも通じ、茶道•歌道•茶道にも長じた総合的芸術家で、日本のレオナルド•ダ•ビンチと呼ばれていると、恥ずかしながら初めて知った。
総持寺はボタンの名所で春には1,000株が咲き乱れるとか。関口さんが見に来たことがあるという。本堂前の「松梅の木」は弘法大師が境内で昼食を摂った時の梅干しのタネから育った梅に松が宿ったもので、商売繁盛や縁結びにご利益があるとか。花の彩はない境内の垣根にカラスウリの赤い実を見つけ、女性がおみやげにと採取。舎那院と長浜八幡宮は隣どうし、舎那院は明治の神仏分離までは天満宮の神宮寺だったとか。それで納得。天満宮の曳山祭りは、高山祭、京都祇園祭とともに「日本三大山車祭」に数えられている。夕暮れが近づき肌寒くなって来た。寅さんで有名な柴又帝釈天に似た、大通寺の参道と山門を経て予定通り15:57発の新快速電車に乗り車中で解散。有志は草津駅で途中下車、駅前で最後の反省会(忘年会)を行い、安全安心の平成27年例会を締めくくった