DKS歩こう会ブログ 

 DKSのOBと現役で山好きや酒好きの仲間50名弱の会です。
例会の案内や参加者の報告を随時掲載してゆきます。

2016年2月度街歩き(伏見区Ⅱ)記録報告

2016-03-31 09:13:16 | 街歩き
DKS歩こう会 2月度街歩きアラカルト

第6回 伏見区街歩きと川巡り
記録報告:奥村清美

日 時 : 2016年2月27日(土)
 
集 合 : JR桃山駅 AM9:30 
        
コース : JR桃山駅→乃木神社→桃山御陵→昭憲皇太后陵→山科川→宇治川→  
      三栖閘門→東高瀬川→油小路大手筋(昼食)→鴨川→一念寺→草津の湊跡  
      →魚市場跡→妙教寺(旧淀城跡)→京都競馬場→京阪淀駅(解散)
 
参加者 : 伊藤、宇野(真)、小澤夫妻、大槻、大西、加藤、川野、桑名、佐藤(好)、  
      佐藤(孝)、杉本、関口、中井、永井、廣瀬、藤川、古川、村松、吉田(正)、  
      牧浦、奥村夫妻、 石田、小山(奥村さん友人)  
                     以上25名(女性8名、男性17名) 
    
<歩こう会に参加して>
 冬型のややこしい天気が週末ごとに訪れ、気をもみながら迎えたこの日は暖やかになった。JR桃山駅に25名が集う。大西リーダーの解説は終始名調子であった。
 道端には椿や梅の花が満開で春がそこまで来ている。乃木神社へ足を向けた。
鳥居をくぐると乃木大将の銅像、その前に学習院長と示されている。明治45年7月30日、61歳で天皇崩御。9月13日天皇の大葬の日、乃木希典は64歳で自宅に於いて辞世の句 「うつし世を 神さりましし 大君の 御(み)あと慕(した)ひて 我はゆくなり」としたため、婦人と殉死した。
 天皇は生まれた京都に葬られることを、生前口にしていたので桃山御陵が造られた。
その完成後、御陵の近くに乃木神社、東京に乃木神社本殿も造られ、乃木の忠誠を称えた。桃山御陵に進む道中は、樹木がまるで原生林のように生い茂り玉砂利道は巾広く、しばらく行くと突然開けた明るいところに出る。まるで学校のグランドのよう。庭木は剪定され手入れ行き届き、鳥居の奥に玉砂利が敷きつめられ、奥に陵墓がストーパーのように塔が積み上げられ、うしろは山奥のように樹木がそびえている。
 陵をあとに一段下の昭憲皇太后陵に着く。天皇陵よりふた回りも小さいが造りは同じである。歩を進めると天皇陵の階段を仰ぎ見る所に出る。階段は40mを突き上げている。
 木立繁る天皇陵を後にして騒がしい街中に入る。車や信号を気にしながら山科川堤を登る。下流に向け川風を受けひたすら歩く。水は汚れているが水鳥が羽を休めている。やがて左手より宇治川が見え合流地点に来る。山科川の水は水流の大きい広い宇治川に呑み込まれ、大河となって勢いを増し流れている。
 やがて三栖閘門。ここは江戸時代に伏見の船着き場として栄えた所で、京都や大坂の商いの中心であった。坂本龍馬もこの船着き場から京や大坂を往来していた。
 宇治川から別れ東高瀬川の堤防を北へ進む。大手筋油小路に昼に到着。昼食後13時に集合し鴨川べりまで歩き一念寺に着き、鳥羽の大仏、阿弥陀如来を拝む。端正で優雅、心なごむ仏であった。女性職の説明を聞き一行は鴨川堤防に出る。羽束師橋が遠くに見え、心地よい風を受け南下する。ようやく羽束師橋に着く。昔ここは草津の湊と言われ三十石船が往来し、商業も栄え魚市場もあったとのこと。
 二条城建設の石を木津から運ぶとき舟が転覆、3トンもある石が5個も見つかったとのこと。河川敷が広いのは、当時の役人が勝手に堤防を造ったためらしい。いつの時代も身勝手な行為が繰り返されている。
 暖やかな川風がいつのまにか強い風となり、長丁場の堤防道を淀をめざして進む。
疲れて来た15時ころ妙教寺に着く。リーダーがお供えをまとめて払い、話し好きの住職の説明は30分に及んだ。
1585年秀吉が茶々懐妊のため淀城を再建して住まわせた。
1598年秀吉死去後、徳川の天下取りの関ヶ原合戦。
1615年大坂夏の陣で淀君、秀頼が死去。
1626年大坂の豪商法華又左衛門が この城跡に妙教寺を建立した。
1868年戊辰戦争、東軍(徳川)の大砲の弾が寺の本堂の柱を貫通。その砲弾と貫通跡を見る。

 淀の地理、文化、宗教、戦争など、おもしろおかしく説明は続きました。寺を辞して淀競馬場に16時に到着。全員で歩き通した歩数計は23,500歩でした。

 幕末の、船が主体の往来と物流の変化の、歴史とロマンの街歩きを与えて頂いた幹事さん、ありがとうございました。
                                    以上
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2016年1月度街歩き(御室八十八ヶ所霊場巡り)&新年会記録報告

2016-03-31 08:54:04 | 街歩き
DKS歩こう会 2016年1月度街歩き及び新年会記録
御室八十八ヶ所巡りと新年会記録報告:山田政明
日 時 : 平成28年1月16日(土)
集 合 : 京都駅バスターミナル「御室仁和寺・山越え」行き乗り場 Am9:00 
コース : 仁和寺境内→成就山八十八ヶ所ウォーク→市バス仁和寺前→円町→玄武寮(新年会)
参加者 : 井上夫妻、宇野真、宇野清、大槻、大西、奥村夫妻、加藤、川野、桑名、小原、
佐藤孝、佐藤好、下道、杉本、関口、田中、辻、辻田、中井、永井、藤川、広瀬、
村松、森山、山田 合計27名  (注)-は、新年会のみ参加
<歩こう会に参加して>
今日は2016年新春街歩き(仁和寺の裏山・成就山の御室八十八ヶ所巡り)と新年会です。
御室八十八ヶ所は、1827年、仁和寺二十九世門跡済仁法親王が寺侍の久富近江守に四国八十八ヶ所霊場を巡拝させ、その霊場の砂を持ち帰らせ各お堂に納めたのが始まりとのことで、本会では約10年ぶりで2回目の巡拝でした。
9:00 新年から暖冬が続き好天で、観光客で賑わう京都駅バスターミナルに集合。「山越え」行きのバスで仁和寺に向かいます。集合時間に少し遅れて着くとターミナルが混雑していたため、先発グループは、先のバスに乗ってもらったとのこと。残って頂いたメンバー3名と共に予定時刻のバスに乗ると途中でOさん及びIさんご夫婦も乗車され仁和寺へ。
10:15 仁和寺の境内で、参加者18名が集合。リーダーから挨拶があり先頭をKさん、最後尾をSさんに依頼し巡拝に。広い境内を歩いて金堂近く、Mさんの示す方向を観るとピンクの綺麗な花が見え、近づくと桜の早咲きならぬ「みつばつつじ」の早咲きの花。珍しいのと綺麗な色に思わずシャッターを切りました。
鐘楼の前には、御室八十八ヶ所霊場の案内の石碑があり、約3キロ、2時間とのこと。
西門の潜り、第一番札所の「霊山寺」をスタートに巡拝。八十八枚の小銭を用意してお参りする人、纏めてお布施をする人、ご本尊の真言を唱えてお参りする人等それぞれの方法でのお参りでした。
参拝道は、標高236mの成就山の山道で、山あり谷あり池やミニ岩場まであり、お堂の前の階段を含めかなり歩き応えがありました。ご本尊をメモしていると、5000回ほど登っているという近隣の方が、コースの案内をして下さり愛宕山が望める場所へ。ここからは、原谷方面に抜けられるとのことでした。また、毎年5月、6月及び9月から10月の第1日曜日に各霊場でスタンプを押しながら歩く「八十八所ウォーク」があるとのことでした。皆さんも参加しては如何でしょう。
11:30 山頂を過ぎ50番札所と51番札所の間の見晴らしの良いところで休憩を兼ねて待ち合わせ。眼下に広がる京都市内の眺めは素晴らしく、また東山、比叡山、伏見方面も望め気持ちの良い景色でした。ここからは下りとなり、玄武寮への時間を気にしながらの急いでお参り。
12:20八十八番の結願所である「大窪寺」で結願のお礼。コース時間通りで巡拝を満願しました。因みに、西国八十八ヶ所霊場を全行程歩いて遍路旅をされたKさんの話では、距離にして1300Km程度とのことでした。結願した善男善女は順次、急いで仁和寺前からバスや地下鉄を乗り継ぎで玄武寮へ。
13:30 定刻から遅れること30分で、直接、玄武寮に来られた皆さんには申し訳なかったが、全員そろって新年会がスタート。会長の挨拶、Uさんの乾杯のご発声の後、ビールにお酒、すき焼き、ちゃんこをおいしく頂きながら歓談。リニューアルの椅子席は、皆さんには「身体にやさしく良いね」と好評でした。お腹も落ち着いた頃には、新年の抱負や近況報告等をお聞きし楽しく過ごしました。中でもSさんの隠れた才能の詩吟のご披露は、最高でした。
「今年も楽しく歩きましょう」との顧問の締めで新年会も盛会裡に終了。
終了後は、いつもの喫茶店で茶話会とまた楽しい時間を過ごしました。        以上

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2016年1月度例会(愛宕山)記録報告

2016-03-31 08:39:05 | 例会
DKS歩こう会 2016年1月度例会 

         新春山行・愛宕山    
                        
記録報告:下道眞知子

日  時:2016年1月9日(土)  AM 8:10

集合場所:京都駅前バスターミナル〔C-6〕 

コース:清滝→月の輪コース→愛宕山→新道→水尾→JR保津峡駅=京都駅

参加者:伊藤 井上(二) 大西 川野 桑名 志賀 下道 角田 関口 辻田 
     山田 森川 伊藤(茂)       (女7名、男6名 計13名)

歩こう会に参加して

 今年も新春恒例となった「愛宕山」。今回は昨年(中止)と違い、全く雪がなく少々寂しい? 年により、こんなにも違うかと自然の巡りあわせを痛感します。
全員集合 急遽、参加頂けることとなったIさん、有難うございます。
  ・・・集合場所へ辿り着くまで何やら大変だったとか?・・・
9:55 13名で出発。今回も表参道を避けて、月の輪コースへ(年々、辛いコースを避ける傾向に)。
10:25 月の輪登り口 このコースは楽だけどアスファルト道が少々長いのが難儀。とは言え、表は急登だし・・・。 
 休憩
11:00 月の輪寺到着 今回も先頭を歩きましたが、なかなかペースが難しいものです。
12:00 大杉谷道合流あたり ゆっくり進みますが、体にきついと何気に無口になります。いつもと違い、静かな方はどなた? 休憩の時、ちょっと弱音が聞こえてきたような?大岩までがなかなか遠い!! まだか、まだかとこの間がホントに辛い!!
12:40 愛宕頂上到着 お参りを済ませ、お札を受け、ストーブとラーメンで外から内から体を温めて一息つけます。
13:30 集合写真のあと、下山 今回は皆さんの意見で、新道を教えてもらい水尾へ降りることにしました。(膝の調子の悪い私にとっては願ってもないこと! よかった~!今回は、とても南尾根はムリ)
14:50 ゆずの里着 昔はここでゆず風呂に入り、水炊きを食した、いい時代だったとか・・・ 味わってみたいなと思いつつ、ユズをお土産にバス停へ
 ここからJR保津峡へバスで行きたかったけれど、悲しいかな、次のバスは15:50。待ってても仕方ないと、歩く人。ひたすら待つという人。 ここで解散となりました。
16:05 保津峡駅到着 即決できなくて歩き出しが遅れた
私たちは、02分発の電車に乗り遅れ、バス組の人達に
も追い越され、がっかりこの上なし。そんなこんなで、
一日が無事終わりました。大変お疲れ様でした。 
 では、また来年もよろしく!!
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2016年4月度例会(逢坂山~山科)&総会案内

2016-03-14 13:24:48 | 例会案内
4月度例会&総会                      2016年3月7日
 DKS歩こう会のお知らせ               DKS 歩こう会事務局                  
(0774-32-9038山田)
    
逢坂山&総会
 
4月度の歩こう会は、逢坂山から琵琶湖疎水の花見散策をして「玄武寮」にて総会です。
逢坂山の山頂からは 運が良ければ 琵琶湖の空に真っ白な 白山、御嶽山、伊吹山の百名山 三山が見えるかも!多くの方の参加で2016年度の行事計画を作り上げたいと思いますので是非ご参加下さい。

                 記

[日 時]  2016年4月2日(土)

[集 合]  JR 大津駅前 午前 9時 集合(北口・琵琶湖側)

[コース]  JR大津駅→長等公園→逢坂山(325m)→小関越え→琵琶湖疎水散策→JR山科駅→(地下鉄で蹴上まで)→玄武寮

[持ち物] 軽食、水筒、雨具、タオル、健康保険証、持病薬、お金、その他  
      
       小雨決行します。
 


☆ 総 会 ☆
[日 時]  2016年4月2日(土) 午後1時~5時
[場 所]  玄武寮
[会 費]  男性 4,000円  女性 3,500円

※申込み 3月26日(土)までに連絡網の先頭者(大西、大槻、桑名、志賀、山田)
まで、TelかFAX、Eメールでお願いします。
      参加申し込みは、「逢坂山・総会」または「総会のみ」の別をお知ら
せ下さい。不参加の場合もスポーツ保険の継続の要否についてお知らせ願います。


以上
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