本ブログを通じて知り合ったmcHFのオーナーによる初会合が実現した。
メンバーは東急東横線の「新丸子駅」、10時に集合した。
駅近くのファミレスに入りテーブルに回路図とmcHFを並べて検討会を行った。
今回のメンバーは3名、JI1IAU、JA0JHQ、7K3DIWの3局だ。
[参加各局のmcHF]
各局のmcHFの特徴を紹介すると
写真上の左(7K3DIW機)
mcHFは4万円ちょっとで入手。基板をバラックで調整して金に糸目をつけずお高いケースを購入!
写真上の右(JI1IAU局機)
ひときわぶ厚いヒートシンクとファンが目を引く。送信部が改造されていてハイバンドまで高出力を確保している。
写真下中央(JA0JHQ局機)
mcHFはUKのEU離脱決定直後に購入!格安で入手。また市販ケースとTVリモコンのボタンを流用したケースは価格1300円とか。私の1/10以下の価格!!
今回の議事メモを作成しておく。
1. 送信改造方法
下記回路図のようにダイオードをリレーに切り替える。(下の写真参照、ダイオードにより高い周波数で減衰を起こしている。)
※デジトラのコレクター側をリレーに接続です。
コイルの巻数の件も話題に上がったが、追加されているtransformers_winding.pdf で問題ないことを確認した。
実際に改造した基板は↓だ。
これで21MHzまで10Wを確保出来る。未改造では21MHzで5Wがやっと。24MHz以上は2.5W程度。
2. 冷却強化に関して
標準のヒートシンクでは冬場でもTCXOが30℃台後半になる。また送信出力の変動が見られる。そこで夏場の運用&出力安定を目指しヒートシンクの強化を行う。
・ヒートシンクは5mm厚のアルミ板
・さらにCPUファンを取り付けて万全を期する。(クーラーの電源は写真のスライドスイッチで手動)
(標準ケースには組み込めないのでどうする?)
3. ファーム改造の内容を説明
ブログで記載した項目以外に、5MHz送受信部分を3.8MHzへの変更に伴うBPFセッティング及び出力関連Configの手直しをした。
4. ファンを制御できるようなフラグの出力が出来ないか?との話が出た
現在はファンのON/OFFが手動になっている、これを自動化する。
→検討する(DIW)
5. Config設定を行っても出力が出ない場合の原因と対策
●偽のRD16HHF1をつかまされてサトー電気で本物を入手した。
●コイルはエナメル線の皮膜を完全にはがし、その上で確実に半田付けを行う。
その他、mcHFには関係ない話もあったが気づくと既に12時を回っていて場所を変えて昼食を取って解散となった。
打ち合わせ結果を持ち帰り個々のmcHFに盛り込み、宿題に関しては処理し次回結果報告することになった。
次は何名参加頂けるか?楽しみだ。
お忙しい中参加頂き、本当にありがとうございます。
JHQさんから連絡があると思いますので、またよろしくお願いします。
記事にも訂正を入れておきます。
私がX108Gを知ったブログにmcHF発注が書いてありましたが・・もしやと思っていました・・
CU
次回もJA0JHQさんの状況次第で宜しくです。
写真中のリレー追加改造方法ですが、内容が間違っていました。
デジトラのエミッター側にリレーが付いてるは間違いで、コレクター側に付けてください。誤記失礼しました。