1632シリーズ、本編で35刷アンソロジー3冊、Granville Gazetteとしてまとめられている新聞形式の掌編集をいれると50冊近くになります。つい先日読み始めたばかりですので、初探もいい所ですが、結構処置の好奇心をくすぐる人物が出てきて、私的にはツボです。
もう少し読み進んでから、内容についてのコメントします。まずは紹介まで。 . . . 本文を読む
近代ヨーロッパひいては植民地帝国の形成(Great Game)とその構造的崩壊過程(二度の世界大戦、植民地の”独立”、ソ連の瓦解)への道に向かう構造的分岐点を選ぶなら英国革命直前、リュッツエンの戦い直前というのはベストタイミング。
そして梃子となる場所を考えると、南部テューリンギアは最適当時も今も田舎も田舎ですが、17世紀前半におけるヨーロパにおいては、利害・交通網が . . . 本文を読む
少し手が込んでいますが、基本同じことの繰り返し
https://toyokeizai.net/articles/-/753279?page=4
たしかに、この設問の枠内なら算数で過不足なく解けますが、当該入試問題は以下の通りであり、設問2を算数で解くのは超絶難しいのです。
第6問A, B の二人がじゃんけんをして,グーで勝てば3歩,チョキで勝てば5歩,パーで勝てば6歩進む遊びをしている。1 . . . 本文を読む
"数学できる子"には「見えない数字」が見えていた
https://toyokeizai.net/articles/-/756416?utm_campaign=MKbk_2406math&utm_source=adTwitter&utm_medium=social
表紙の写真Trivialな式が:a^2+b^2=(a+b)(a-b): b=0の時恒常的に真!(^^)!
記事も羊 . . . 本文を読む
時事ネタ(;'∀')
Mrs. GREEN APPLE 「コロンブスMV」、見た瞬間の感想:あほ、ノーカンジ.いよいよもって.Nack時代のEngland。一言で言えば終わっているorzですが、同時にSidewize Awardの2021、2022の長編受賞作が広い意味でコロンブス関連を思い出しました。<翌年表彰なので、2022が最新>
2021年 Laurent Binetの . . . 本文を読む
Sidewize Awards;正式にはThe Sidewise Awards for Alternate History、広義の歴史改変物のSFを対象とした賞。年間最優秀作(長編・短編)の表彰を目的とし、1995年が第一回であるため、The Man in the High Castle 、SS/GBなどの古典とも言える作品は対象とされていません。
この基準に合致しないためか、特別表彰と言う . . . 本文を読む
➀中国より広くは東アジア世界の欠落(例)
原版
What was true of particular cultures was equally true of culture areas; or,as Mauss preferred, ‘civilizations’. Since almost any existing style, form ortechn . . . 本文を読む
つい先日(2024.4.20)上梓された「万物の黎明を読む」を図書館で見つけて、拾い読みしていると、ジャレット・ダイヤモンドやノア・ハラリなどの著作を「ポップ人類史としてのビッグヒストリー」を呼んでいるのを見つけました。ウーン謂い得て妙と感心すると同時に、ではThe Dawn of Everythingは何と評すればと思い出し、少し時間をかけて読み始めました。その結果、何故この本を読むのに苦労す . . . 本文を読む
例によって詰んでしまいましたので、ランダムウォーク。
コースAは些か固い本、但し毀誉褒貶かまびすしい本(日本語で書かれたものか、日本語訳のあるもの)についての月旦
コースBは歴史改変物SF珍道中<こちらは原則日本語訳がないもの>
週明けから始めます。
Peirce関連は井筒俊彦さんの英文著作やCheryl Misak、はては中世論理学やFrank Lamseyへと戦線は無秩序に拡 . . . 本文を読む
19. In short, there was a tidal wave of nominalism. Descartes was a nominalist. Locke and all his following, Berkeley, Hartley, Hume, and even Reid, were nominalists. Leibniz was an extreme nominalist . . . 本文を読む
18. The humanists were weak thinkers. Some of them no doubt might have been trained to be strong thinkers; but they had no severe training in thought. All their energies went to writing a classical la . . . 本文を読む
17. Notwithstanding a great outburst of nominalism in the fourteenth century which was connected with politics, the nominalists being generally opposed to the excessive powers of the pope and in favor . . . 本文を読む
RortyのPeirce評価が直截に露頭していたのは、Pragmatism, Relativism, Irrationalism(プラグマティズム、相対主義、非合理主義)でした。一言で言えばオッカムの徒による、スコトゥス狂い批判です。勿論確信犯でのディスり。根拠も十分ありますし、PeirceとJamesが袂をわかった原因とも係わる問題です
それなりによくわかる批判ですが、却下。理由を説明しよ . . . 本文を読む