戦国七雄の内、趙、秦は姓だけでなく氏も同じくします。嬴姓趙氏1 嬴姓趙氏 :史記 ➀秦本記 秦之先,帝顓頊之苗裔孫曰女修。女修織,玄鳥隕卵,女修吞之,生子大業。大業取少典之子,曰女華。女華生大費,與禹平水土。已成,帝錫玄圭。禹受曰:「非予能成,亦大費為輔。」帝舜曰:「咨爾費,贊禹功,其賜爾皁游。爾後嗣將大出。」乃妻之姚姓之玉女。大費拜受,佐舜調馴鳥獸,鳥獸多馴服,是為柏翳。舜賜姓嬴氏。 大費生子二 . . . 本文を読む
The Scythian EmpireにおけるBeckwithのスキームは ➀遊牧帝国がまず古代帝国(アケメネス朝ぺルシャ、漢)に先だって成立、その分流による大河高文明地域の征服によって、ペルシャ帝国、秦帝国が成立した。 ②ステップ領域に成立した遊牧帝国は広義のスキタイ世界帝国であり、匈奴はその一部、メディア、秦は分流たる世界帝国 基本的スキームとしては、ヘーゲル以来のスキーム*への異議申し立て . . . 本文を読む
Beckwithによる著作を区分してみると1 チベット語・チベット史 ➀The Tibetan Empire in Central Asia (1987) ②Medieval Tibeto-Burman Languages Vols I-III, editor (2002, 2006, 2008)2 比較言語学 ➀Koguryo, the Language of Japan's Conti . . . 本文を読む
Flamboyantと言う英語の単語があります。日本語には対応する概念がないので、American Heritageの定義から:1. Given to or marked by elaborate, ostentatious, or audacious display or behavior. See Synonyms at showy.2. Richly or b . . . 本文を読む
最初にMeta Historyに出会った時、私が直面したのは圧倒的な西欧型教養の欠如でした、年を経、甲羅に苔が生えたにしても知れたこと。少しは読めるようになりましたが、それも訳書と言うツールがあっての物だねです。 興味のある方へのお勧めは、原書、訳書、英英辞典を用意した上で、訳書で引っかかったり、疑問を感じた際には原書を当たる事。その際に英和辞典は禁忌です。 この脱線シリーズもう少し続きます(; . . . 本文を読む
❷-2 Thought about the physical world remains essentially figurative, progressing by all sorts of "irrational" leaps and bounds from one theory to another--but always within the Metonymi . . . 本文を読む
❷-1 For example, the agreement to use calculus as the terminological system for discussing the physical reality postulated by Newton represents the schematization of that area of discourse, thoug . . . 本文を読む
好き嫌いは別として、思想史・歴史哲学的には極めて重要な著作である事は、Richard J. Evans*がIn Defence of History(歴史学の擁護:2022ちくま学芸文庫)で、生理的に合わない事をあからさまにしんがらも、かなりの紙幅をさいている事からもわかります。 *The Third Reich Trilogy :いつか取り扱ってみたいと思ってはいますが、多分見果てぬ夢(; . . . 本文を読む
ⅳ 従来われわれにとって当たり前のものと思われてきた歴史観に根本的な修正を迫る立場が、意外にもロシアに現れている。意外とはいえ、これがいわゆるタルトウ学派の中から提出されているということを知れば、なるほどと思われる筋がないでもなかろう。タルトウ学派とヴィアチェスラフ・イヴァ―ノフやユリー・ロットマン、ウスペンスキーなど、文化記号論研究の面での華やかなパイオニア達を、南ロシアのタルトウ大 . . . 本文を読む
ⅲわれわれはここでジョン・ディーなる十七世紀イギリスのケンブリッジ・新プラトン哲学者について触れなければならない。ジョン・ディーとロバート・フラッドという二人のケンブリッジ・プラトニストは私のようにこの辺りの思想史にあまり明るくない者にはほとんど、フランセス・イェーツによるジョルダーノ・ブルーノとシェイクスピア研究に結び付く。「本の神話学」pp198 こちらは何というか、ツッコミどころ満載、事実関 . . . 本文を読む
ⅱ 誇りからであるかどうかわからないが、殆んど引用からなる作品を書いたのがハンガリー出身のミシェル・ビュトールである。その『子猿のような芸術家の肖像』(清水徹訳、筑摩書房)は、まさに、・・・「本の神話学」pp238 こちらは簡単:ビュトールはベルギー国境のMons-en-Barœul 生まれ。これだけなら単なる勘違いで済みますが、事態は深刻。殆んど引用からなる作品をである『子猿のような . . . 本文を読む
➀原資料にあたればすぐにわかる、下敷きにした資料の間違いまたは本人の勘違いの散見。 ②大筋を依拠した二次資料の基本プロットをダブルチェックしているか疑わしい事例の存在。 上記➀②混在のアネクドータルなケース集積です。 ⅰ アナーキスト、ヴィクトル・セルジュの回想:本の神話学pp184 日本では文学者として一部の人に知られているいる程度ですが、所謂反対派としてほぼトロツキーと並行した軌 . . . 本文を読む
山口昌男さんの初期著作における”書誌学的百科全書”とも言える知識の奔流の、少なくともかなりの部分は二次情報をベースとしたものではないかと思い始めてから2~3年が経ちましたが、そのような視点に立って具体的なテキストに則して見直す事なく今日まできました。 今回Darre関連の資料探索中に、中央文庫版(1977年初版)の「本の神話学」に遭遇。お弟子さんとも言える今福龍太さんの言 . . . 本文を読む
事情が一変したのは、数年前にリタイアして、ほぼ全日読書に使えるようになってから。 書誌データベースやサーチエンジンは21世紀初頭から現在と遜色のない状態ですので、大きく変わったのは興味が先祖返りした事でした。 学としての天文学・物理学・解析学の成立過程、平たく言えば山本義隆さんの著作の対象領域。もう少し詳しく言えば山本さんよりは少し哲学・数学よりの所に焦点をあてたもの。 イギリスとフランスを中心 . . . 本文を読む
Darre絡みの資料を捜している内に、幾つか脱線の誘惑を誘う本・資料にぶち当たってしまいました。順不同できっかけとなったタイトルだけ書くと「聖書アラビア起源説」、「ユダヤ人の起源」、「本の神話学」。 いずれもNSDAP関連のリンクで繋がったものですが、より関係性が薄い物から取り上げます。まず「本の神話学」「失われた世界の復権(平凡社「現代人の思想:第15巻:未開と文明:巻頭論文)」でいきなりショ . . . 本文を読む