Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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ブラッド・エンジェルズ

2007年09月27日 00時56分10秒 | 映画・DVD・テレビ番組
こんなに頭の緩い吸血鬼映画は初めてみました。勿論、全く褒めてませんよ。

この映画も例に漏れず、題材っていうかアイデアっていうか、それはいいと思うんでげすよ。しかし、映画という形にはめ切れてないというか。だからと言って、映画の枠を飛び出るものっていうわけでもないしね。簡単に言えば力量不足っちゅーこってすよ。

予算や時間がないならないで、それに応じた作り方っていうのを考える知恵が足りないというか。映画作りごっこをしたいばっかりに、そういうことには気付いていないというか。

ま、これがね、ほんとに門外不出の自主制作映画ならね、それでもいいんですよ。でもね、一応お金払って見てもらうっていうのを前提に作ったんやったら、ある一定のレベルは保持しておかないとね。自主製作映画で、大量販売してないもの(しないもの前提)とかだったら、まぁ、許せる部分はあるけど、これは違うやろしね。

お姉さんもたくさん出て来るんですがね、各々もう少しレベルが高ければね、そういう欠点にも目を瞑ろうと思うんですがね。う~ん。

ほんで、マーシャルアーツアクションもあるんですが、なんでへっぴり腰なんやろう。これはどの映画でもそう思うけど。あれが正しい姿勢なんかなぁ。それやったら映画的に失敗のような気もするしね。強そうに見えないもんね。

良かったと思える部分は、主演の吸血鬼野郎なんですが、如何にも「わては女好きでっせ」っていうオーラが出まくっていて、笑わせてもらいましたよ。素晴らしいオーラだ。

強引な展開と行き当たりばったりの展開を混同しちゃってるのは、センスがないっていう証拠でしょうかね。