少しずつ足音が近付いてきた
目の前は暗闇が広がるだけ
微かに響く鼓動も
波の音に包まれていく
不安はあった
それは自分のことではなく
ただ、君を守ることが出来るのか
君の眠った顔はもう見たくはなかったから
この瞬間だけでいい
全てが思い通り動いて欲しかった
君の呼ぶ声が聞こえる
この足音は君のものではないけど
せめて想いは君に届いて欲しい
彼の最後はこんな気持ちだったのだろうか。
目の前は暗闇が広がるだけ
微かに響く鼓動も
波の音に包まれていく
不安はあった
それは自分のことではなく
ただ、君を守ることが出来るのか
君の眠った顔はもう見たくはなかったから
この瞬間だけでいい
全てが思い通り動いて欲しかった
君の呼ぶ声が聞こえる
この足音は君のものではないけど
せめて想いは君に届いて欲しい
彼の最後はこんな気持ちだったのだろうか。