Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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あの頃

2004年12月03日 03時46分54秒 | 人生適当語録
今の記憶や性格はそのままでという条件付ですが、つい数年前までは高校生の頃に戻りたいとよく思っていました。ちゃんと勉強し直したいとも思っていました。

今は戻りたいとは思わなくなった。何故だろう。今の生活に満足しているからなのか?

満足はしていないけど、これはこれでいいかなと思えてる自分はいる。これが数年前の自分との大きな差なのかもしれない。

数年前まではどこかで絶対満足出来ない自分がいた。理想が高いと言えば聞こえはいいが、どうやらそうではなかったようだ。何かに恐怖を感じていたのかもしれない。

歳を取る恐怖

これは今でも怖いことは怖いけど、良くも悪くも開き直れている自分がいる。何がきっかけで開き直れたのかはわからないけど。

歳を取ることは素敵だと言う人もいる。それだけ経験をしてきたということだろうし、それを活かせるかもしれない。

でも殆どの人は歳を取ることに少なからず恐怖心があるのではないかと思う。
若作りなんてその最たるものではないのだろうか。

本当に歳を取ることが素敵だというのなら、若作りなんてせずに、今の有のままを曝け出せばいいのにと思ってしまう。

老いていくのは悪いことではない。それに抗うことも悪いことではない。
でも抗うことを美化するのは悪いことのような気がする。

歳を取るのは素敵だという言葉は、私にとっては抗うことを美化しているように思えてならない。