Invalid Life

「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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流れる街角

2004年12月10日 01時49分39秒 | 人生適当語録
もう随分と前のこと、外出する時の必需品はウォークマンだった。

音楽がずっと流れていて欲しかった。

いつ頃からだったか、外出する時には持ち出さなくなった。

街の声を聞いていたいと思ったからだった。

音楽を聴きながら街を歩いていても、自分がそこに居ないような感覚に陥るようになっていた。

自分の感覚、そう、自分の持てる感覚全てで街を体感していたかった。

自分の居場所を探し続けているのかもしれない。

自分の出会いたい人を探し続けているのかもしれない。

自分自身を見つめていたいのかもしれない。

一つ言えることは、街は全てにおいて私を包み込んでくれる。

理由も聞かずに。

言葉も掛けずに。