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「演歌・オブ・ザ・デッド」公式ブログ
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がっくしだよ 龍門宿

2004年12月02日 13時09分18秒 | 映画・DVD・テレビ番組
ドラゴン・イン 新龍門客棧
1992年 香港
監督:レイモンド・リー 制作:ツイ・ハーク
出演:ドニー・イェン、レオン・カーフェイ、ブリジット・リン、マギー・チャン他

大阪では昨日というか今日の未明、「ドラゴン・イン」という映画を放映していました。
これってごっつ見たかった映画で、海外ではDVDで出ているのでそれを買ってしまおうかと思ってしまう位見たかった映画だったんですよね。

感想を一言で言うと面白くなかった、と言わざるを得ません。もしDVDで買っていたなら、怒りの為暴れまわったことでしょう。

アイデアを無意味に一杯詰め込んだ設定、間抜けな行動の敵と味方、切れのないアクション、ごちゃごちゃして見難い集団戦闘、なんか香港アクション映画の悪い部分が出まくったような内容でした。

群像劇にするのか、登場人物に焦点を当てるのか、二兎追うものは一兎も得ずになってしまっているのも映画から観客を引き離すのに成功していると思いますね。観客を引き離してどないすんねん。

最後のドニー・イェン対主人公3人の対決が凄くて、オチもいいっていうこの映画の評を見たんですが、オチも含めてなんじゃそりゃでした。

制作陣も出演陣も豪華なのにフタを開けてみれば、不味いヤミ鍋でしたっていう映画ですね、私にとっては。最近期待の度合いが何に対しても大きいのか、期待外れに終わることが多いなぁ。がっくし。

この映画は「残酷ドラゴン!血闘竜門の宿」という映画のリメイクで、昔のバージョンは「グリーン・ディスティニー」のジェイド・フォックスを演じていた女優さんが出ているらしい。今はそっちが激しく見たいです(←懲りてないやろ、お前)。

5点


あ、一昨日位にテレビで見たゴジラ映画は期待してなかった分、間抜け度全開だったけど面白かったよなぁ。今度公開のファイナル・ウォーズを見に行こうかと思ってしまう程だった。でも監督があの人だからなぁ。彼は映画本編よりもDVDとかでオマケにつくメイキングでの自画自賛振りが一番面白いという人だしなぁ。DVDが出るまで待つかな。

「あずみ」は何故かDVDの特別盤を買ってしまったんですが、本編よりもメイキングが面白かったですからね。ドキュメンタリーの傑作ですよ、あれは。