獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

全盲視覚障害者でも介護福祉士 実務者研修 医療的ケア 実技1日目を受講した。三幸福祉カレッジ 無事1日目は合格

2023-10-04 18:54:51 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
マンツーマン

7月から受講し始めて、今日が6受講日。全部で7日。介護福祉士実務者研修という講座を、大阪梅田駅前第2ビルの三幸福祉カレッジで受講している私。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。4月に豊中市役所をやめたので、次は何をしようと考えて、ヘルパー事業所を開こう。そのためにはサービス提供責任者という資格がいる。そのサービス提供責任者は、介護福祉士が原則だけども、介護福祉士になる前の実務者研修を受講した人でもなれる。これならば私も取れそうということで、受講。

なんとか、カレjッジや大阪府の人の協力により、さまざまな合理的配慮を受けて、受講ができた。テキストデータや、教室うしろの席に配席など。ありがたい。いままでの5日間は、アシスタント講師を私につけてくれるほど、ありがたい配慮。

さて、問題は、今日からの2日間、今秋と来週、自実技。医療的ケア。喀痰吸引と、経管栄養の実技。この実技に合格評価をとらなくてはならない。

この2日間は、公平性をたもつためか、アシスタント講師はつかず、私が、手配したガイドヘルパーさんとで、実技を受ける。

しかも、教室には、私と講師だけ、正確に言うと、私の隣には、ガイイドヘルパー。3人だけの教室。決まづ稲。

まずは座って講義をきいて、いよいよ実技、事前に、DVDで予習していて、どんな点がチェックされるのか、事前に予習してきた私。それでもやっぱり実技テストは不安。

合計5回、同じ実技をして、クリアしなければならない。人形あいてに、実際に、たんの吸引実技、たん吸引の機械を実際につかって、吸引チューブをきれいにして、手袋をつけて、声掛けをして、報告をしてと一連の手順。これを5回やって、最後は、ノーミス、とばすことなくすべての手順を順番どおりにしなくてはいけない。

この5回の実技を、口からたんをとる実技、鼻からたんをとる実技、のどの管からたんをとる実技。それぞれに5回やって、5回目で合格しなければならない。

9時30分から16時30分のうち、5時間ほどをつかって、この実技テスト。私は目が見えないので、チューブの管をもちあげるとき、鼻にいれるときなど、ガイドヘルパーさんの目をかりて、なんとか実技をやる。

おかげで、見事、実技をクリアできた。これで来週の、経管栄養の実技にうかれば、無事、実務者研修修了で、サービス提供席に社の資格を得られるね。いよいよ、ヘルパー事業所開設も現実味をおびてきたね。

ちなみに、このガイドヘルパーさんは、私の自腹、本来なら、豊中市役所は、こういったイレギュラーな外出については、月上限50時間の同行援護に、追加支給すべきなのに、豊中市は、いっさい認めなかった。国が負担額を9890から12760に引き上げて、国も同行援護の必要性を補助単位でしめしているのに、それを完全に無視する豊中市。これが、福祉のまち豊中市なのよね。

なんとか、豊中市には目をさましてほしよね。
ということで、この実務者研修のための外出にかかるガイドヘルパー利用料金、私が負担した自腹分を、豊中市にに請求するため、同行援護裁判おこします。

ほんと、マイノリティーになると、やるべきことが多いよね。

PS
帰り道、ガイドヘルパーさんと一緒にスーパーへ。冷凍かつおのたたきの解凍したやつが、100グラム150円。かつおのたたきおいしいのよね。このかつののたたきが安いのを見つけてくれたのも、ガイドヘルパーさん。豊中市はもっとちゃんとガイドヘルパーbの必要性、視覚障害者にとってガイドヘルパーの存在のもっとちゃんと認識してほしいね。

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