獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

ガストの呼び出しボタンがなくなった。さぁ、どうする全盲視覚障害者。

2024-08-05 22:45:52 | 網膜色素変性症と私
最後は電話


数週間前から、最寄りのガストに異変。客席テーブルの上にあった、直径10センチぐらいの呼び出しボタン。それが突如としてなくなった。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。これはこまる。
すでに1年前ぐらいから、ガストでは、ねこロボが配膳して、注文はタッチパネル。タッチパネルは全盲だと操作できない、だって、ただのガラス体。


いままでは、入店すると、店員さんが、空いているテーブルまで手引きしてくれて、そのついでに、注文もきいてくれて、店員さんがタッチパネルをつかって、注文




配膳も、全盲だとねこロボがきたのもいまいちわからないし、うまくねこロボから料理の皿もとれない。なので、店員さんがもってきてくれる。
そして、ドリンクバーも、店員さんがそそいでもってきてくれる。食後にコーヒーのみたいなとおもえば、テーブルの上の直径10センチの呼び出しボタンをおせば、店員さんがきてくれて、コーヒーももってきてくれる。


この最後の呼び出しボタン、これがななくなった。これはこまる。全盲視覚障害者がひとりでガストにいって店員をよびだせなくなる。
そこで、今日は、ガストにいって、どうやれば、全盲視覚障碍者が呼び出しボタンをおさずに店員をよべるか、ヘルパーさんと考える。朝のガスト、モーニングをたべおわって、検討会




呼び出しボタンはなくなったけど、タッチパネルのタブレットの画面の中には、ちゃんと店員呼び出しボタンというのがある。そこをおして、さらに、もういちど、別のところをおすと、店員呼び出しとなる。2度操作しないといけない。
そこで、考えた。厚紙を、タッチパネルにかぶせて、2か所をくりぬいたらどうか。


まずは、タブレットにクリアファイルをかさねて、ボールペンでしるしをつけて、型紙をとる。それを家にもってかえって、厚紙で、ガイドシートをつくる。


夜、また、ガストにいってみる。これで、ひとりで、ガストにまたいける。夜もヘルパーさんと一緒にいく。


さて、店員を呼び出そうとおもってびっくり。
ガストの客席のタブレットの画面は、朝と夜でちがう。朝は朝メニューなので、ガメンもかんたん、ところが、夜は、いろいろなメニューがふえるので、タブレットの画面がもりだくさん。そして、呼び出しボタンの位置も、朝と夜で、ことなっている。


朝は、タブレットの、右うえ、夜は、右下。


これはこまったこまった。うーーん。夜のボタンのところにも、ガイドシートに穴をあけないといけないな。


大変。
こういったことを、ほんとはガストにしてほしんだけどな。
結局、夜、ヘルパーさんがかえったあと、ひとりのガスト。盲人ひとり、店員をよびたくなって、タブレットをいろいろさわるも呼び出せない。
結局、そのガストの電話番号に、自分のガラケーから電話をする。それで、店員さんきてくれた。


もう、これでいいかもね。タッチパネル呼び出しボタン押せない場合は、電話をかける。この方法しかないね。


コメント
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