獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

福祉・介護職員等処遇改善加算の処遇改善計画書をヘルパーに昨日周知した。

2025-04-01 18:55:25 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
計画やら報告やら委員会やら研修がおおすぎる

去年の6月から、日本で初めての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを開業した私。目の見えない、網膜色素変性症な私盲人ウエカジ。自らの障害を資本として、お金をかせぐ、障害資本主義の実践。
そんなハローセンターの売り上げの3割ほどをしめているのが、処遇改善加算という、自治体からの補助金。この補助金のおかげで、ヘルパーさんに高い時給を払うことができる。常勤職員もやとうことができる。

でも、補助金なので、申請が面倒くさい。計画をだして、ちゃんとその計画が実行されたかの報告。これもださないといけない。

そして、計画をたてたら、その計画の内容を、ヘルパーに周知しなければいけない。これも補助金需給の要件。

多くのヘルパー事業所は、ヘルパーへの周知はやってないか、簡単にすませているんだろうな。
それでは、いつ自治体から指導がはいるかわからないので、ウエカジハローセンターでは、以下の処遇改善計画の周知文をつくって、昨日3マツに全ヘルパーに周知。

この周知文をつくることで、私も頭が整理されて、ウエカジハローセンターの目指すべきことも見えてきたので、よかった。
@ここから

ウエカジハローセンター ヘルパー処遇改善計画
2024年12月策定

ウエカジハローセンターの経営理念は、憲法13条個人の尊重理念に基づくサービス提供です。利用者を個人として尊重し、その意思を第一にすることはもちろん、ヘルパーも個人として尊重し、その意思を第一とします。ヘルパーの障害・健康・年齢・家庭状況等に配慮した勤務シフトを組むなどして、ヘルパーも、個人として尊重される働き方ができることを目指します。

そこで、ヘルパーを個人として尊重する具体策のひとつとして、以下の処遇改善計画を立てました。

1、処遇改善加算手当

ウエカジハローセンターの1ヶ月の売り上げは、居宅介護事業で30万円、同行援護事業で20万円、重度障害者等就労支援特別事業で30万円です。この売り上げに対して、自治体から、福祉・介護職員等処遇改善加算として、加算金ももらっています。その額は、1ヶ月、居宅介護事業で12万円、同行援護事業で8万円です。特別事業にはこのような処遇改善加算金はありません。この処遇改善加算は、すべてヘルパーに配分することとなっていますが、その配分方法は事業所に任されています。本来、特別事業には加算金はないので、居宅介護、同行援護に従事したヘルパーのみに処遇改善加算を支給すべきともいえますが、ウエカジハローセンターでは、特別事業に従事したヘルパー、事務所の事務作業をしたヘルパーにも、居宅介護、同行援護に従事したヘルパーと同じように処遇改善加算を払うこととしています。

処遇改善加算手当は、処遇改善加算手当時給と処遇改善加算手当常勤手当の2つとします。

処遇改善加算手当時給は、すべてのヘルパーに対して、勤務時間1時間あたり300円を支給します。ただし、時給が1501円以上のヘルパーには、処遇改善手当時給は支給しません。
処遇改善加算手当常勤手当は、週16時間以上勤務の常勤ヘルパーに、月2万円以上を支給します。また、サービス提供責任者には別途処遇改善加算手当常勤手当を2万円以上支給します。

ただし、常習的に遅刻をするヘルパー、常習的に勤務時間中無断で私用携帯電話を確認するヘルパー、常習的に利用者の意志を尊重しないヘルパー、常習的に研修レポートの提出をしないヘルパーに対しては、処遇改善加算手当の全部または一部を支給しません。

2、キャリアパス時給

ウエカジハローセンターでは、継続して働いてもらえるように、時給を4つに区分しています。勤務年数が長いヘルパー、実務者研修修了者、介護福祉士資格保持者の時給を高くしています。また、通勤手当を1日700円を限度に支給します。

① 登録期間が36か月未満のヘルパー
事務作業時間、研修時間 1時間 1200円
家事援助 1時間 1200円
身体介護 1時間 1200円
通院等介助 1時間 1200円
同行援護 1時間 1200円

② 登録期間が36か月以上のヘルパー
事務作業時間、研修時間 1時間 1300円
家事援助 1時間 1300円
身体介護 1時間 1300円
通院等介助 1時間 1300円
同行援護 1時間 1300円

③ 登録期間が36か月未満の介護福祉士、介護職員実務者研修修了の資格を有するヘルパーまたは、所長がそれらの資格と同等と認める資格を有するヘルパー
事務作業時間、研修時間 1時間 1400円
家事援助 1時間 1400円
身体介護 1時間 1400円
通院等介助 1時間 1400円
同行援護 1時間 1400円

④ 登録期間が36か月以上の介護福祉士、介護職員実務者研修修了の資格を有するヘルパーまたは、所長がそれらの資格と同等と認める資格を有するヘルパー
事務作業時間、研修時間 1時間 1500円
家事援助 1時間 1500円
身体介護 1時間 1500円
通院等介助 1時間 1500円
同行援護 1時間 1500円

3、通勤災害

通勤中帰宅中の事故で、ヘルパーがケガをした場合は、労災保険の範囲でウエカジハローセンターは治療費等を支給します。ただし、通勤中帰宅中の事故で、通行人等にケガなどをさせた場合の賠償責任は、ウエカジハローセンターは一切負いませんので、ヘルパーは自転車賠償保険など必要な保険に各自加入してください。  

4、研修制度

ウエカジハローセンターでは、センター内部の内部研修と、センター外の外部研修の2つを実施します。

外部研修については、ウエカジハローセンターが必要と認めた場合、常勤ヘルパーの研修受講料、研修時間の時給、交通費を支払います。また、同じく、ウエカジハローセンターが必要と認めた場合、登録ヘルパーの研修受講に必要な交通費を支給します。

内部研修については、保有資格などに応じて、定期的に全ヘルパーに研修をおこないます。研修は、メール等でのレポート提出、他事業所の研修レポートの再利用など、ヘルパーの負担にならないように配慮します。

5、有給休暇、福利厚生

ウエカジハローセンターでは有給休暇をヘルパーに付与します。ただし、週の勤務日数、勤務時間が定まっているヘルパーにのみ支給します。週1日勤務の場合は、年に1日の有給休暇、週に2日勤務の場合は、年に2日支給します。ウエカジハローセンターでは、有給休暇がとりやすいように、利用者の同意をえて勤務シフトの変更、副担ヘルパーとの勤務シフト交代を行います。

ウエカジハローセンターでは、ヘルパーが市民健診、人間ドックを受診した場合、年に1度、2000円を支給します。いつ、どこで検診を受けたかウエカジハローセンターに報告してください。

ウエカジハローセンターでは、腰痛対策として、主に50歳以上のヘルパーのうち希望者に、スポーツジム・サウナ施設利用券を年に2枚配布します。スポーツジムのトレーナーに腰痛対策の筋トレ、ストレッチの指導を受けてみましょう。

6、職場環境改善

ウエカジハローセンターにおける、ヘルパーの業務遂行上の主な課題は、紙書類の作成・保存・捜索に時間がかかること、複雑な事務処理に時間がかかることです。これを解決するために、業務のデジタル化と、業務マニュアルの作成を進めていきます。

ウエカジハローセンターでは、ヘルパーのサービス提供実施記録作業を効率化するため、紙の記録票は使わず、クラウドソフト「カイポケ」を導入しています。また、サービス提供実施記録作業は、サービス提供時間内、サービス終了10分前に記録することします。記録を書く時間もサービス提供時間に含まれます。

ウエカジハローセンターでは、ヘルパーの研修レポートの提出、ヘルパーの給料明細
配布などの報告連絡事項は、紙ではなく、メールやLINEを使うこととします。

ウエカジハローセンターでは、視覚障害者ヘルパーへの配慮として、ペーパーレス化デジタル化、事務所の整理整頓清掃清潔習慣づけ(5S活動)を心がけます。また、色弱者ヘルパーへの配慮として、薄い蛍光ペン、見分けにくい赤と緑は作成文書では用しないこととし、発達障害者ヘルパーへの配慮として、事務用品は使用したら元の場所に戻すこと、段取りを立てられない予定通りの行動ができないヘルパーへの配慮として、サービス提供時間に遅刻した場合には、利用者の同意を得て、勤務シフト時間を延長することとします。

7、情報共有、相談窓口など

ウエカジハローセンターでは、定期的に、利用者からの声を、全ヘルパーにメールで共有します。

ウエカジハローセンターでは、ヘルパーの資格取得について定期的にヘルパーの意思を確認し、希望者に対しては、受講のための勤務シフトの組み換え、受講テキストの貸し出しなどの支援を行います。

ウエカジハローセンターでは、業務について、福利厚生について、スキルアップについて、ヘルパーからの相談をいつでも所長ウエカジが受け付けます。所長ウエカジの個人用LINE、または個人用メールアドレスまで、連絡をください。

ウエカジハローセンターのヘルパーは、サービス提供中、災害や事件事故に遭遇した場合、まずは、要救護者の救護をし、その後、警察や消防等必要な機関への通報、それから、所長ウエカジの携帯電話、LINEおよびメールへの連絡をすることとします。所長ウエカジと連絡がとれない場合にそなえて、所長ウエカジへの連絡後すぐに、管理者の携帯電話、LINEおよびメールへの連絡もすることとします。

以上

@ここまで


PS
処遇改善加算の要件として、職員1人は、年収440万円いじょうにしなければいけないというのがあるけど、これは月37万円の給料を払わないと達成できない。これは到底むりだね。小規模事業所はこの条件は免除されているので、たすかった。
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介護事業所の財務状況の報告をしなきゃ。いそがしい年度末。

2025-03-25 22:21:24 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
年度末

もう3月もおわり、3月は年度末で、いろいろ役所への提出書類がある。去年の6月から日本ではじめての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを立ち上げた私。その事業所や会社の書類をつくらねばならない。

特に、ヘルパー事業所関係の申請書は、ださないと、来年度からの報酬がさげられてしまう。大変。
これに加えて、介護事業所の財政状況報告も3月末までにやらないといけないので、おおいそがし。一応、会社の会計は、マネーフォワードのクラウドソフトをつかって仕分けはして、決算整理仕訳もおわった。ただ、事業ごとに、会計をくわけはまだ。居宅介護事業、同行援護事業、トヨナカシ重度障碍者等就労支援特別事業、障害者啓発活動事業、この4つのじぎょうごとに収支をださないといけない。これが面倒。共通費とかあるのよね。

この作業を、3月末までにやらないといけない。
そう思っていたけど、豊中市役所の担当者にきいたら、介護事業者は、報告義務がありますが、障害福祉サービス事業所は、まだ義務化されていませんとのこと。

私の事業所は、介護保険はあつかっていないので、介護事業所にはあたらないのね。よかったよかった。これで、ひとつ、作業が減った。

でも、トヨナカシの職員がいうには、介護で義務付けられたら、その何年後かに、障害のほうでも義務化される可能性は高いですとのこと。そりゃそうだね。いまのうちに、会社のスタッフに、簿記の資格とってもらっておこう。私は、簿記3級もっているけど、スタッフにも簿記の知識もってもらおう。

PS
なんか、最近おなかの調子がわるい。むねがむかついたり、はきけがする。もうそろそろ食材のつくりおきをたべるのはよそう。もう春なのね。

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介護福祉士実務者研修の医療的ケアの実技テストをウエカジハローセンターの従業員が受けた。2人うけて、1人が合格。

2025-03-20 23:34:36 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
不合格

日本ではじめての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを経営している私、目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。開業してからもう1年がたつのね。

今は、ヘルパー9人、利用者4人。このぐらいの規模がちょうどいいね。私が把握できる適度な業務量。

開業にあたり、私が、サービス提供責任者となるべく、資格をとった。それが、介護福祉士実務者研修。2年前のいまごろ資格取得。この研修は、医療的ケアの実技のテストがある。カクタン吸引と、イロウの実技。

その実技もガイドヘルパーさんが私の目のかわりになってくれて、無事合格。それで、私も実務者研修修了者の資格をえることができた。

ウエカジハローセンターも1年たつとうことで、ほかのスタッフにもこの実務者研修の資格をとってもらって、サービス提供責任者になってもらおう。そうおもい、ハローセンターでお金をだして、スタッフに、専門学校にかよってもらっている。2人のスタッフに研修をうけてもらう。

1人は合格、1人は不合格。実務者研修の医療的ケアの実技で、不合格のスタッフ。

うーーん。こまったな。
私でも合格できたのだから、スタッフも合格できるだろうとおもっていたけど、難しいね。私は、医療的ケアの実技の前には、ビデオをみて、手順書をみて、おぼえていったけど、そのスタッフは何も準備をせずに受講。

以前、私が、実技を受けたときのガイドヘルパーさんだったので、一度見ているからできるだろうという自信過剰。見るのと自分が実際にやるのとはぜんぜんちがうのよね。
さて、医療的ケアの実技を再受講しなければならない、私も一緒に、教えてあげないといけないな。

おまえは能力が低いから、クビだと、トランプは言うけども、ウエカジハローセンターはそうはいわない。多様性、いろんな人が、たすけあって、ハローセンターはなりたっていくもの。そう信じている私。
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税務署からハガキが届いた。

2025-03-10 23:22:29 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
行政指導

大学時代、行政法で学んだのは、行政処分というのは協力でること。一方、行政指導というのは行政処分ではなくあくまで助言、指導。なので、無視をしてもいいようにおもている私。

そんな私、網膜色素変性症な、盲人ウエカジ。去年から日本で初めての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを開業して、12月に決算のしめ。その決算のしめから2か月以内に、法人税の確定申告をしないといけない。
でも、それが間に合わない。そうこうしていると、今日、ハガキがとどく。税務署からのハガキ。
ラミネートハガキ、中をあけてみると。
確定申告を早くしてください。期限以内にしないと、税金の加算税がとられたり、青色申告をとりけされますとの文言。
最後に、これは行政指導ですという文言。

税金をとるために、税務署は、こんなハガキをおくってくるのね。びっくり。

個人の確定申告は、そこまでしないのに、法人にはきびしいね。

なんとか決算書ができたので、これをもって、税務署にいって、確定申告しないと。予約していかないといけないらしい。これも面倒。

こういった手続きは、税理士におねがいすればいいのだけども。税理士にお願いすれば、年間で20万円ほどかかる。そのお金をだすほどもうかっていないので、自分でやらなきゃ。
でも私はひとりではない。ウエカジハローセンターのヘルパーと一緒に力をあわせてがんばろう。


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全盲ヘルパー事業所 ウエカジハローセンターの2月の売り上げが確定した なんと100万円

2025-03-03 23:44:02 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
年商1200万

今日は、3月3日ひなまつり。こどもがいる家庭は、こういったイベントもやるんだおるけども、こどものいない、私、目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。特になにもしない。

でも、明日、ヘルパーさんが来てくれて、食事をつくってくれるので、五目チラシをつくtってもらおう、今は、具材としるがはいっているレトルトがうっていて、それを白いごはんにまぜれば、すぐにできあがる。ほんと便利だね。それに、錦糸卵をのせてもらえれば、とてもおいしいちらしずし。やっぱり、こういったイベントは、大事だね。日本ではじめての全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターの代表でもある盲人ウエカジ。事務所での作業がおおくて、外にでる機会がへって、なかなか外の様子をうかがいしれない。こういった、たべもので、季節をかんじよ。

そんな今日も、ヘルパーさんと作業、2月のしめ作業。ヘルパーさんの勤務を確定して、それにもとづき、大阪府国民健康保険団体連語と豊中市役所に介護給付費の請求。カイポケのソフトをつかい、ヘルパーさんの力をかりて、しめさぎょう。

国保連と豊中市への請求書をプリントアウト。
豊中市の請求が、100時間で28万延

国保連への請求が 170時間で72万円

合計270時間のサービス提供で、請求、つまりウエカジハローセンターの売り上げが100慢円。はじめて100慢ごえ。うれしいね。

これで、年商は1200万円いくかもね。

年商1200万延だけど、8割は、ヘルパーの給料や、社会保険料にきえていくのよね。のこりの2割のうち、1.5割は、会社経費、事務所家賃、光熱水費、カイポケ使用量など
なので、のこりの、いわゆる利益は売り上げの5パーセント。1200万の5ぱーせんとで、60万円。

この利益は、おおいのかすくないのか。
さらに、この60万円から、ほうじんしみんぜいとして80000円払わないといけない。あと、ヘルパーの損害賠償保険15000円。なので、1年の利益は50万円ていど。

ウエカジハローセンターの次は、障害者グループホーム、エカジハローホームをつくろうとおもっていたけど、その費用はなかなかたまらないね。うーん、経営って難しい。

年間50万延の利益しかあがらないので、そのお金しかためられない。なので、一度でも、市役所に目をつけられて、報酬の返還、不正受給と認定されて、介護給付費を返還、返礼しなくてはいけなくなると、たちまち、資金繰りがとまってしまうね。だから、ヘルパー事業所は、市役所にビクビクなのよね。そして市役所の人間はえらそうなのよね。こまったものだ。
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