かぶら屋＠空いています

かぶら屋＠空いてます



　「ガスト」さんを出て、向かった先は御幸町の「かぶら屋」さんでした。
前回は同じかぶら屋さんでも「紺屋町店」でしたが、閉店間際だったので期待のつまみが少なかったです。
ただ今の時間は午後３時５０分ほど。
かぶら屋さんの開店時間は午後３時ですから、間違いなく開いていますね。

　しかしお店に入って驚きました。
お客さんは誰もいません。
いや、お一人だけお会計をされている様子でした。
大丈夫ですかとお聞きすると、もちろんと返事が返ってきました。



　入口すぐのカウンターに座って、まずはお決まりのチューハイです。
生ビールも良いけど私にはやっぱりチューハイが一番です。
さて、つまみはどうするか。
メニューを見ますが、壁のメニューが少なくなった感じです。

　「ミミガーは止めちゃったんですか？」
「すいません、そうです」
「上ネギタン塩はあるの」
「ありますよ」

　そこで毎回注文する上ネギタン塩にします。
ここで気が付きましたが、今の時間は店長さんが一人だけのワンオペでした。
いつもは最初から二人、あるいは三人の体制でしたから、ついにかぶら屋さんまで少人数体制に変わったのか。
上ネギタン塩はすぐに出てきました。



　「おまちどうさまです」
いつもながらの良い風貌ですね。
まずはレモンを絞って嚙みつきます。
ジューシーな豚タンは最高の出来ですね。



　適度におろしにんにくを付けて、ネギと一緒にいただきます。
あいかわらず安定した美味しさで、大満足です。
気になるお店の状況ですが、店長さんによると連休明けからは全くダメだそうです。
これではおつまみ関係も絞らざるを得ませんね。

　それにしてもこれだけ寂しいかぶら屋さんは久しぶりです。
首都圏から展開しているチェーン店ですから、仕入れ関係も大変なんでしょう。
先が見えない展開に店長さんの顔色も冴えません。
そこにようやく新規のお客さんが入ってきました。

　こちらは常連さんらしく店長さんとお話が弾んでいます。
たしか、ラーメン屋さんの店員が調理場で煙草をくわえていたと怒っていました。
気になったのでお店の名前をお聞きしましたが、忘れたということです。
これは怖いもの見たさで行きたくなりました。

　さて、のんびりしていたら二杯目のチューハイを注文するタイミングを逸してしまいました。
今回は次のお店は決めてあるんですね。
かぶら屋さんでは普通二杯いただくんですが、今回は１杯だけでおじゃますることにします。
ともかくワクチンが早く打てるようになることを願うばかりです。

　お会計をしてお店を後にしました。
ごちそうさまでした。