静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

萩屋@キツネそば

2020年07月04日 07時13分38秒 | グルメ
萩屋@キツネそば



 雨の水曜日、今日のランチは近場で済ますことに決めていました。
向かった先は午前11時半開店の「辰金」さんです。
たまにはあの美味しい「ソースかつ丼」をいただいてみようと向かったわけです。
開店一番乗りを狙ったのは、前回混んでいてかなり待たされたからです。

 しかしちょうど開店時間ぴったりにお店に着いたことは着きましたが、一大事です。
なんとまだ開店前だというのに車が二台も置いてありました。
そして時間になると中から年配の男女がぞろぞろと出てきました。
これは参ったなあ。

 しかもよく見るとお店の中にも待っている方がいます。
コロナ騒動ですから大丈夫だと踏んでいましたが、これはダメだ。
諦めてそこを通り過ぎます。
しかしそこは抜かりなく二番手のお店を用意してありました。



 しばらく歩いていくとそのお店「萩屋」さんに着きました。
中は薄暗いですが、すでにお客さんが一人入っています。
カウンターの端に座って、まずはメニューを眺めます。
お冷やが出てきて注文を告げます。

 「すいません、キツネそばお願いします」
「カレー南」と迷いましたが、無難な選択にしました。
私は最近お蕎麦をいただくときは、この「キツネそば」を選ぶことが多いようです。
かつては天ぷらそば大好きでしたが、年とともに好みがあっさりしたものに変わってきます。

 そうなると一番お手頃なものが「キツネ」ということになるんですね。
「萩屋」さんでは初めていただくことになりますが、期待が膨らみます。
1杯ずつ丁寧に作っているようで、待っていると意外に時間が掛かります。
そしてついにそいつが姿を現しました。



 「おまちどうさまです」
おや、こう来ましたか。
薬味のネギを添えて、レンゲがあるところが特徴です。
いい意味で期待のキツネとは違っていました。



 具には三角に切って煮揚げた油揚げが3切れ。
半切りが三つあるという半端さが不思議です。
そして同時に煮たんでしょうが、青ネギもどっさりと入っています。
これが嬉しいんですね。



 まずは一味を掛けていただきます。
うん、相変わらず腰のあるいいお蕎麦です。
そして汁もしっかりと鰹節が香る美味しい味です。
これはキツネそばで大正解です。



 以前こちらのお店がテレビで紹介された時に、当店の一押しは「かけそばです」とおっしゃっていました。
これがまた面白いです。
普通のお店ならば一番儲かる高級なものを勧めますが、それがかけそばです。
それだけ自信があるということでしょうが、こちらのお店は間違いなくお蕎麦が美味しいです。



 久しぶりにいただきましたが、「岩井屋」さんや「山惣」さんがなくなった今、静岡市内ではここが一番かもしれませんね。
たまには足を延ばして昼酒でも挑戦したくなりました。
あとでメニューを見ると定食もあるようでしたが、これも面白そうです。



 美味しく食べ終わってお会計をします。
ごちそうさまでした。



 


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