夕方、14都県に緊急地震速報が発令され、東京メトロ等の地下鉄、私鉄各線が安全確認のため急停車した。当初震度5弱以上の地震を予想し発令されたが、実際の最大震度は4であった。
夕方、14都県に緊急地震速報が発令され、東京メトロ等の地下鉄、私鉄各線が安全確認のため急停車した。当初震度5弱以上の地震を予想し発令されたが、実際の最大震度は4であった。
日本固有の領土で問題を起こしている中国。その中国では日本以上に大きな地震リスクに晒されている。
近年では2008年5月に四川大地震(M7.9)が発生し、死者・行方不明者約9万人にも上る被害が出た。
世界史上最大の震災は中国で発生した1556年華県の地震。死者は83万人とも言われている。他にも近年までマグニチュード7から8クラスの巨大地震が頻発している。中国は実は地震多発国であり、観光訪問・経済活動も含め震災リスクを考慮しておく必要がある。
首都北京でも1679年にマグニチュード8クラスの河北省地震が発生し、北京市内で死者約500人もの被害が生じた。
世界的に中国の脅威が報じられているが、中国にとっては自然災害、とりわけ大地震の脅威に晒されているのは事実だ。今後、中国の経済発展の行方はこの地震リスクを乗り越えられるだけの防災体制が整備されているかどうかであるが・・・。
<ADRC メンバー国防災情報>
http://www.adrc.asia/nationinformation_j.php?NationCode=156&Lang=jp&NationNum=22
<日本地震学会 ニュースレター2008年5月12日中国四川大地震について>
http://www.soc.nii.ac.jp/ssj/for_member/NL/v20n3/08.html
<(株)インターリスク総研 「地震多発国 中国」>
http://www.irric.co.jp/opinion/more/031/index.html
<尾池元京大教授 京都の科学 中国の大地震>
http://homepage2.nifty.com/cat-fish/200810hm.html
今日9月20日は、512年前に南海トラフの巨大地震(M8.6)が発生し、房総から伊勢までの広い範囲で激しい揺れと大津波に襲われたとされ、千葉でも震度5の揺れがあったとされる。
今世紀前半にも再来が予想される南海トラフの巨大地震は、関東から九州までの広い範囲で激しい揺れや大津波により、物的・人的被害が予想され、経済活動に支障を期す可能性がある。
これまで、政府は首都直撃を想定した首都直下地震による経済被害額を112兆円と見込んでいたが、同時期にもし南海トラフ巨大地震が発生した場合にはさらに2つの自然災害が日本経済に大きな影響を与えることが予想される。
過去、1707年の宝永地震の2カ月後、富士山が宝永大噴火となり、1854年12月の安政東海・南海地震の後には、1855年11月の安政江戸地震(直下地震)が発生している。
16日、名古屋市で「東海・東南海・南海地震の連動性評価研究」の中間報告会が行われた。
注目すべきは、次回の南海トラフ沿いで起きる巨大地震が超スーパー地震となる3連動地震+日向灘地震の可能性があることだ。
政府が今後この3連動地震の被害想定を本格的に行うとのことで、これまで政府が注目していた首都直下地震を上回る被害が予想される。
3連動地震はさらに拡大し、九州の日向灘を含む震源域となる可能性も指摘され、1707年の宝永地震である3連動地震後、約150年後に起きた1854年安政東海・南海地震、その90年後の1944年東南海地震は、歴史が前回地震は不規則な変化を遂げたことを示すサインかも知れない。
NZ中銀が政策金利を据え置き、利上げペースは予想より緩やか(トムソンロイター) - goo ニュース
NZ中銀総裁によると、4日のクライストチャーチでの大規模地震により、7月から9月のGDP伸びが低下する可能性があるとのこと。
14日22時過ぎから15日午前1時30分までの間で、マグニチュード3程度の地震が5回、千葉県南東沖で続いている。
<気象庁地震情報>
9月4日に発生したNZ(ニュージーランド)大地震(M7.1)から1週間が経過した。
NZでは1931年以来の被害額予想20億NZドルと史上最悪の大地震となったが、被害はNZ第二の都市であるクライストチャーチに集中した。
NZ政府のEQC発表では、国営地震保険の事故受付件数が11日現在で4万4千件を超えた。
地震直後の金融市場は地震による影響はなく、債券、為替とも小動きとなった。
地殻「ひずみ」で規模予測へ=静岡・伊豆の群発地震―政府地震調査委(時事通信) - goo ニュース
2009年12月の伊豆群発地震では数日前から震度1程度の有感地震が頻発しており、誰もが今後大きな地震は来ないのか不安に思っていた。案の定、震度5弱の地震が発生し、師走に向けた温泉旅館などの観光に影響を及ぼした。
このように、最新地震学の予知について、一歩でも前進することは、住民の地震に対する備えや行動が変わる可能性もある。例えば、地震発生前に被害を受けそうなものの一時避難や補強、震災後の生活資金の確保、地震補償の共済や保険への加入など、地震発生前の一定期間に備えていなかったことが行えるのではないだろうか。
しかし、前提は確実に予知ができることであり、予知できず地震が発生したり、予知が空振りになっては人騒がせになりかねない。
ニュージーランドドルと国債が軟化、地震への反応は限定的(トムソンロイター) - goo ニュース
NZ大地震から3日が経過した。現在までの建物被害状況は、NZ政府によると国営地震保険の事故受付がクライストチャーチを中心に2万6千件を超え、史上最多の件数となっている。
今日の地震関連記事で注目する記事は以下のとおり。
老朽住宅撤去に30万円補助 密集市街地の安全性確保(共同通信) - goo ニュース
NZ地震被害1千億円超すか、死者はゼロ(読売新聞) - goo ニュース
NZ大地震はニュージーランド第二の都市クライストチャーチを襲い、幸にも人的被害は最小限に止めたが、建物被害、インフラ被害は1931年Hawke’s Bay地震(M7.8)以来の同国史上最悪の事態となった模様だ。
NZ政府の発表によると推定被害総額は10億NZドルから20億NZドル。今後さらに増えることが予想される。
<NZ政府発表文>
http://www.geonet.org.nz/news/article-sep-4-2010-christchurch-earthquake.html
ニュージーランド沖でM7.0の強い地震(朝日新聞) - goo ニュース
4日午前、ニュージーランドでマグニチュード7.0の地震が発生し、被害が出ている模様だ。その後も余震が続いており警戒が必要だ。
ニュージーランドは日本と同じく地震国。地震情報、地震対策は日本と同じく国家的問題として古くから取り組んでいる。
<USGS 地震情報>
http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eqinthenews/2010/us2010atbj/
<GeoNet 地震情報>
http://www.geonet.org.nz/earthquake/quakes/3366146g-maps.html
http://www.geonet.org.nz/earthquake/quakes/3366146g-shaking.html