東日本大震災 津波、海抜50メートル到達か 関西大・河田恵昭教授に聞く(産経新聞) - goo ニュース
3月11日午後2時46分、宮城県沖のプレート断層帯、三陸沖南部、福島県沖、茨城県沖の断層帯の南北500km、東西200kmにわたり破壊され、連動して次々と巨大地震が発生した。宮城県では最大震度7を記録し、東北・関東地方は震度6強、6弱などの強い揺れとなった。
その30分から40分後、太平洋沿岸各地に最大10m(到達は50m地点とも言われる)を超える巨大津波が押し寄せ、地上のあらゆるものをのみこんでいった。NHKがヘリコプターから撮影したライブ映像をみて、家や車がのみこまれる地獄絵に、思わず「早く!早く!逃げろ!」と叫び、恐怖を感じ体の震えが止まらなかった。
日本史上最大、最悪の地震津波災害が起こった瞬間だった。
未だに続く余震と誘発された地震に落ち着かない毎日であるが、今回の大震災により、原発事故をはじめとする想定外のあらゆる事故、事件、事象が発生している。これらあらゆる分野の問題点をしっかり把握し、対応、検証して、日本の防災対策、減災対策をしっかり見直さなければならない。
<気象庁 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第22報)より>