北千住と言うより千住大橋の小桜湯へ。金曜日に別用があるので火曜日に銭湯めぐり。今日は仕事がうまく回らずちょっと鬱だったけど、なんとか銀座で日比谷線に乗り換えて北千住へ。夕食食べるところを探していたら日光街道まで出てしまったが、銭湯へのアクセスとしては問題なし。途中旭湯を見学、静かに営業中。さて小桜湯、古いビル銭湯。すいません、入口が２箇所とは知らず危うく女湯に入りそうになりました（自爆）。入口は２階だったのでもしかして地下ですか？なんてボケてしまいました:-) 男湯入口横に解体工事の告知、もしかして当たったか？
まあ番台なので男湯も同じ女将さん。湯銭とスタンプ帳を。ビル銭湯にしては天井が高く、古い銭湯の匂い。おぉ、暖房が石油ストーブだぞ！浴室入口上にはすりガラスの装飾。
浴室へ。入口もボロい(^_^)。湯道具はケロリン桶と緑色Ｍ字型座椅子。なんかすごい銭湯、なんと言っても天井がプラスチックのトタンだ！こんなの見たことない！それと昔のマンガをパクった（鉄腕アトムやオバＱや鉄人28号や）左側女湯側のカラン上のチップタイル絵。内装のセンスがあからさまに他の銭湯と違う！
狭いんだけど混んでるなあ、10人以上先客がいます。座椅子が足りなくなる場面もありました。しかも顔馴染み度が高く、お客同士の会話もあちこちで。サウナ効果とは言ってもここは銭湯王国北千住ですからねえ。島カランは１列、カラン数は左側女湯側から６・５・５、あと手前のサウナの裏側に３機。
島カランは１列しかないのに背中側にも座っていると間を人が通れないくらい狭い。身体を洗うのにかなり気を遣います。
浴槽は３槽。全体的に漢方薬湯の入浴剤使ってます。女性の裸（なぜ人魚じゃない？）のチップタイル絵は良いとして、右側に火山岩の岩風呂＋滝。ボロいがこういうところはぜいたくになっていて素晴らしい。左側は浅湯、左側に床バブル。その滝のある浴槽、左右どちらかの浴槽からでないと入れない（笑）、座風呂２人分があるんですが。この騒音は座風呂の背中バブルなのかなあ。右手前に水風呂。湯船（40度弱）も水風呂（20度くらい）もぬるめ、ゆっくり浸かりたいところだが、混んでるからなあ。
湯上がりは明治コーヒー牛乳120円。それにしても北千住にこんなボロ銭（しかもビルでこの寂れ方は貴重だ！）があるなんて知らなかった。格天井で有名な大黒湯、庭で有名なタカラ湯の陰でこんな名湯があるのに知られてないのはもったいない！しかし解体工事の貼り紙はアヤシイなあ（明確な廃業告知はなし）。帰りは千住大橋に出て京成で帰宅。
