DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

人権とは何か

 先進国では当たり前になっている人権について。人権否定については2種類の考え方があることを知らないと議論が平行するので、コメントしてみる。
 いわゆる先進国が考える人権否定は独裁者のいる状態を指すのが一般的。それは、人々が平等ではないことと等価となる。本来人々の平等を唱える社会主義国家が不平等であれば、100%この意味になる。
 もう1つの人権否定は、要するに神と人間の間の支配被支配関係である。人と人との間に平等があり、神の前では圧倒的に人間は弱い立場、と考える宗教は多いだろう。イスラム国家は基本的にこちらの考え方が当てはまると考える(南アジアではヒンドゥー教の階級制度を嫌ってイスラムに改宗する人も多いと聞く)。ミクシィではカトリックのコミュに入っているが、そこでは人間の成長だとか人類の進歩だとか、そういう俗っぽい話は一切出て来ない。それどころかいまだに異端の話をしていて、時計が500年くらいさかのぼっているかのような錯覚すら覚える。科学は信仰の1つであり、神を否定したところで怒ったりはしないが、それで信仰が揺らぐようなやわな信者は全くいない。この時期になるとサンタを信じる信じないなんて話も話題に上るが、本当の信仰者はそんなレベルではない。
 イスラムのテロリストは圧倒的な支配者たる神に基づいて事を行う。そこには神と人との不平等があるだけで、人同士の不平等はない。だから先進国の格差を命懸けで否定することが可能になる。
 彼らは神の意志で事を為していると考えている訳だから、人間が説教したところでどうにもならないだろう。そもそも人間の組織的な指揮系統なんて彼らにはないし。もう一度神との関係で人間をとらえ直す、と言う考え方をしないと、永遠に中東と欧米は理解しあえない。
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