これまでのロボットは産業用が中心であったが、現代は四つ足歩行ができるようなロボットが普及してきている。中にはペットロボットであったり介護ロボットなどが登場している。つまり、ロボットは産業用から個人用、家庭用になりつつある。
最終的にはロボットがスーツを着て毎日私の代わりに仕事をして、私たちを養ってくれれば理想だ。ただ、そういうロボットは直接事業主が生産資材として購入し、個人の資産のロボットに給料を払うなんてことはしないのかもしれない。それでも、シングルマザー/ファーザー(そしてもちろん独身者にも)の代わりに家事ができれば、見えない不労所得を生み出していることになる。家事ができれば片親が働きに出る余裕が大幅に上がる。
ロボットが機械工学ではなくソフトウェア工学に属するとするならば、ロボットに個性が生じる。そうなると今度はロボットそのものが投資対象として値上がりするかもしれない。血統書つきのペットのように。それ以前に、独居老人のパートナー(ペットにもなるし介護士にもなる)可能性があるだけでも、今までにない“機械”資材の価値を生み出すことになる。
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