DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

ソーシャルメディア個人史

 まあインターネット時代の方が若い頃より活動していたので、発表資料にまとまるような起承転結は薄い。と言うか、交流を主眼にしてソーシャルメディアを使ったことないからなあ、主張したいことを載せるメディアが欲しかった、と言うのが基本的なスタンス。

○インターネット以前
・中学時代:弁論大会
 この頃すでに反原発運動にコミットするような主張を展開。

・高校時代:社研、ヒットチャート交換
 体育会系の部活の一方で文科系でも社会科学系なことをやっていた。John Lennon暗殺については、やはり音楽と社会運動との連係に触れない訳には行かない。もちろん反原発もやったと思うが、遠い昔の話なので詳しく覚えていない。あとは友だちとヒットチャート交換かな。

・大学:ポップス研会誌
 大学時代も体育会系との二足のわらじ。サークルに女子ばっかり集まるのは嬉しかったが、趣味が合うとまでは言えず、若干不完全燃焼。自分で立ち上げたサークルだったが、引継ぎすることもなく卒業して消滅。でもこの頃が一番音楽評論を書いてたのは間違いない。

・社会人若年時代:CD貸し借り
 学生時代同様、ごくたまに。それより、一度ドーナツ盤ディスコミュージックを大量に借りる機会があったのは嬉しかった。

○インターネット創成期
・ホームページ、JUNET
 とにかくJUNETにははまり、通信アプリケーションも自分で1週間かけて構築(当時は会社でもそんな穀潰しが許された笑)。そこで約半年議論していた人たちとはリアルミートも。社会人は自分だけ、他は皆大学院生(基本的に教育用の実験ネットだったので)。fj.jokesの投稿記事まとめは今でもホームページに公開してる(1992年)。
 ホームページはMoraicの時代に立ち上げた。最初は会社のサーバを使っていたが、まもなくプロバイダサーバに移動。その後もプロバイダ変更は何度かあったが、現在も現役Windows95を現役で使っているのと同様、ホームページもまた1995年からメンテナンスを続けている。特に銭湯のような消えて行くファシリティの訪問記録はホームページのアーカイブ性が欠かせない。
 まだ創成期のインターネットは日本人ユーザーは少なく、英語ページを作っておくと英語ページの方がアクセスが多かったりする(特に安室奈美恵、MAX)。つまり、その頃にはすでにCool Japanは世界中に浸透していたことを知った。オランダ人とかマレーシア人とかわざわざ来日の連絡をもらった時はガイドしたりも。

・メーリングリスト
 酒井美紀とtechno-headsが中心。特にさかみきは全盛期には毎日100通超え、メールと言うよりツイッターみたいな使われ方をしていた(もちろん長文投稿もあった)。ここでメンバーとのリアルミートが一気に加速、参加者独自のイベントも多数あり、一番ソーシャルメディア交流が盛んだった時期。また、安室奈美恵メーリングリストは日本語版はすでにあったので1参加者だったが、英語版を作ったら100人以上参加者が集まった。FREEMLでもメーリングリストを2つ作ったが(岩佐真悠子、水元ゆうな)、その頃にはメーリングリストも衰退時期に入り、さらにスパムの管理も面倒になり、双方ともだいぶ前にクローズ。

・JASPM
 学生時代の音楽評論活動の延長ではあるが、さらにカルチュラルスタディーズの研究手法なども学び、訳あって入会したポピュラー音楽学会に参加、発表の機会をこれまでに2度得た。現在もほぼ幽霊会員ながら学会員は続けている。

・BBS
 パソ通や2chは多少かじったが、歴史に刻むほどの経験ではない。BBSで一番よく利用していたのは、仲谷かおりBBS。かおりさんイベントがあればみんな顔見知り状態、が楽しかった。また、いちおう自分で管理している(現在形)BBSもある(岩佐真悠子BBSとか。投稿は少ないけど)。

・ブログ
 基本的に応援アイドルごとに作ったので、12個も作ってしまった。現在はそのほとんどが休眠状態(誕生日だけ投稿とか)。

○SNS登場
・mixi
 そして2005年頃に最初のSNS、ミクシィに登録。コミュ(ニフティで言うフォーラム)をワンストップで利用できる点に魅力を感じており、いわゆる人と人との交流のためのSNSにはいまだに慣れない。そのほとんどは死にアカウント(LinkedInとかTwitterとかMySpaceとか)。一方、VKに関しては語学力向上目的で、読めなくても強制的にアクセスするようにしている。

・アンチその後のSNS
 上記で書いた通り。

・国際交流コミュニティ
 前社退職をきっかけに、できれば海外活動をしてみたい、と言う気持ちが出てきて、様々なコミュニティにコンタクト。出始めはやはり海外ボランティアのJICAだが、IT分野はニーズが少なく、個人的には現在は静観。民間の国際交流ではアクティブミドルと日本ウズベキスタン協会(と言っても正式会員ではないけど)に参加。ビジネスにはまだ結びついていないものの、少なくとも自分の世界は確実に広がった。

・銭湯マイスター会議
 銭湯はメーリングリストでもSNSでもまんべんなく情報交換を行い、また銭湯検定や銭湯ナイトを通じて浴場組合の活動にもコミットすることになった。オフ会のノリもあるが、そこは役割も与えられている訳で、いろいろ忙しい。今はボランティアだが、今後(観光)ビジネスとしてのチャンスはあるかもしれない。

・プレゼン会
 mixiで発信してきた主張やネタを総括する機会として活用させていただいている。趣味ネタではあるが、進化させて学術やビジネスのステージに挙げることも視野に入れつつ活動。

○総括
 やはりインターネット創成期が一番ソーシャルメディアと交流が相乗効果で盛り上がっていた時期であろう。
 あと、オフラインの交流会も前社退職後に増えた。お金はかかるが、こちらも有意義なコミュニティにコミットできていると思う。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「社会・政治」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事