Flanger (Atom x Burnt Friedman) & Anthony Linell at NYE @ VENT

　と言うことで今年のカウントダウンは表参道VENTへ。ようやく今日から大掃除を始めたが、まだ3分の1、三が日も片付けるべきものがたくさんあり、年越しと言う感覚はなく、ただの長い休み。先日のWOMB では眠気に負けたが、服用してる薬に眠気をもよおす成分があるのかもと思い、今日は飲まずに家を出る。ご存知の通り銀座線だと表参道までの途中が運転中止だが、あえてその間を徒歩で無理矢理銀座線を使う(笑)。赤坂日枝神社は高台にあるので帰りに初日の出に寄ろうかと思っていたが、ここより高いビルがいっぱい(涙)。へー、草月ホールの隣にカナダ大使館があるのか、知らなかった。そして、ほとんど誰も利用しないであろう、青山一丁目発表参道行きに乗る。当然運行本数は少なく、12分に1本しかない。丸ノ内線方南町と言うか、千代田線北綾瀬と言うか。
　VENTには22時過ぎには到着、早すぎるなあ。ぶっちゃけ、知らないアーティストなのでちょっと不安だったが、入ってみたら田中フミヤみたいなダークでディープなテクノ、大晦日にこんなパーティとは大正解！（まあ、WADAさんの名前があったので行けると踏んでいた）。というか、キャパ的にもそんなに大きいハコではないし、ここはもしかすると21世紀のManiac Loveなのかもしれない。場所も表参道だし。
　いやあ、プログレッシブな浮遊感がタマリマセンな。あっという間ににフロアはあたたまり、次のDJ(たぶんAnthony Linell)へ。このDJで年越し。
　だいぶ踊り狂ったが、0:40頃にFlanger登場。いきなりアナログシンセから流れるミニマルフレーズのメロディが70s。クラブフロア的には変態の極み(笑)。この変拍子はきついな、と思いながらしっかり踊る(笑)。てか、カウントダウンと言う一番盛り上げないといけない夜にこんなド変態なパーティをやるVENT素晴らしい！
　2:10頃WADAさんに交替。ワダさんもDirretaレーベルを始めてからド変態一直線だから、この変態チックなアトモスフィアをしっかりつなげる。まだまだ東京のクラブシーンは捨てたもんじゃないね。サブフロアもいい感じだ。と言うか、今のド変態ぶりからだと、70年代にツバキハウスでディスコDJ だったことが信じられない(まあツバキは大貫憲章がいたりして普通のディスコではなかったけどね。まあ自分はNew York^2とかXENON とか初心者ディスコしか当時は行ったことないのでなんとも言えないが)。
　3:45頃次のDJ(たぶんDani Savant)。彼のアッパー目のテクノで踊りながら、5時前に退散。初詣、明治神宮が一番近いが、混んでそうなのでやめとく。眠くはなったが耐えられないほどではなかった、やはりクラブ遊びの前に薬の服用はいかん（誤解を招きそうな表現）。