DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

今日的男女平等問題

 ユーロビジョンのイスラエル代表の女性歌手、Noa KirelのPVを観て、なるほど、この国では男女平等の感覚が日本とは天と地ほどの差があるな、と感じる。イスラエルに限らず、他の国の女性アーティストも多かれ少なかれ同様。彼女の筋肉モリモリを強調する衣装は、単に社会進出の男女平等ではなく、さらに日本では考えにくい、国の危機となれば男女問わずに出征する、と言うレベルの男女平等観なんだ、と思った。ウクライナの女性たちの発言にもそのようなものが少なくない。
 海外でも日本のアニメやアイドル、あるいはシティポップなどが人気と聞くが、実はそうしたジャパンクールなカルチャー(女性の可愛さだけを強調した表現)は、もはや海外ではこのような男女平等観によって駆逐されていて、高度経済成長時代の昔を懐かしむノスタルジーとして消費されているのではないか。逆に言えば、ジャパンクールは古臭い男女観を残しており、先鋭的な男女平等主義者からは攻撃の的とされているのに、日本ではそういう情報がシャットアウトされているのではないか、と言う疑いがある。
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