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安善駅、降りるのは自分と高校生二人。ても道は問題なさそう。と言うことで、6分くらい歩き、角打ちの酒屋さんのところを左折すると、素晴らしいレトロ銭湯発見!煙突は太く、洋風のファッサード。男湯女湯入口が別々。21:30で店じまい、今20時。テレビはチコちゃんの時間。先客は1人だけ、脱衣中に出られて、独占状態、よっしゃラッキー!
番台にいるはずの旦那さん、女湯側で待っていて、通路もがら空き(笑)、女湯はお客はいなさそう。湯銭を払い、横浜湯らんのシールをいただく。ロッカーに広告、良い味出してます。体重計はKeihoku のアナログ。
さて浴室。おぉーっ、浴槽が中央に、カランは八角形の壁に沿って、最高にクールな浴室構造、こりゃ本数少ない電車に乗ってでも来る価値十分!しかも、壁8枚に早川さんのペンキ絵が二枚!正面に富士山(山梨)、右側女湯側には近江(って琵琶湖?)。早川さんの作品が残っているだけでもすごいのに、二枚もあるなんて!左側の壁には三枚の壁に4機ずつ、合計12枚。一方、右側女湯側は2機と4機で合計6枚。
さて中央の浴槽、円形で左右半月に分かれています。群青色の入浴剤を使っていますが、久々に熱湯キターッ!左側は44度、右側は45度、って感じですかね。4月とはいえ、まだまだ寒い日が続く、これは良い湯だ。
湯上がり、お風呂ドリンクは種類が少ない、ビン入り乳飲料はなかったのでパス。と言うか、お客は自分1人なので、ご主人から背広姿を見て「仕事帰り?」と世間話。さすがに千葉県から来ました、と聞いて驚かれる(笑)。
何はともあれ、最高にクールな建物、最高にクールな湯船、金曜日の憂鬱が振っ飛びました。帰りは武蔵白石へ。鶴見線の駅はどこも、電車が来る10分前は誰もいなくて寂しいのに、電車発車時間が近づくと突然人が増える。この辺りの工場にお勤めの皆さんはきっと時刻表が完全に頭の中に入っているのでしょう。
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