DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

東京都慰霊堂秋季大法要

 今年は春季例大祭も秋季も土曜日で、こうして参列することができた。春季は慰霊堂内には招待状がないと入れないが、秋季は手荷物検査こそあるものの、誰でも入れるようだ(そりゃ関東大震災じゃち直接の遺族も生きてないからね)。
 と言うことで、今回も皇太子ご夫妻がご参列される。静かだが、どことなくものものしい。その一方で、小池東京都知事は裏口から入って、庶民には挨拶しないんだな。
 本来なら防災の日と言うことで、地震対策を真っ先に考えるべきだが(このあとちゃんと防災イベントも行きます、アイドル絡みだけど:-))、個人的にどうしてももそこから復興する政治的プロセスに関心が向く。終戦からは73年、震災からは95年、つまり関東大震災と東京大空襲の間はわずか22年だ。その短期間に二度も大きな災害を経てなお、この東京の繁栄があるのはどういうことなのか。ヒントは、今週ではないが先週のチコちゃんにあった。徳川幕府の江戸城開拓からのようだ(そもそも利根川に次ぐ関東の大河川である荒川は徳川幕府時代に作られた人工河川である)、この東京のたくましさは。
 途中までは雲かわかかっていて夏の暑さも終わりか、と思ったが、雲がなくなるとやはり刺すような日射し。
 今回注目すべきは、慰霊堂の傍らで行われている朝鮮人犠牲者追悼法要にかなりの人が集まっていたこと。ビラ配りなどもなく政治色も薄い中でこのような式が注目されるのは、やはり近い将来にも同様なことが起こりうる危機感の現れだろう。両国駅前で小池都知事批判のビラ配りがあった。差別主義に手を貸している、と言う主張だったと思うが(個人的には東京都議会をリセットした功績があるし、もともと中東の専門家なので彼女が安易に排外主義に乗るとは思えない)、希望の党以来、その路線がおかしくなっているのは確かである。
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