DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

意見と人物は別

 過去に繰り返し主張してきたこととして、「音楽や文学、芸術作品と作者は別」と言うことを言ってきた。極端な話、作者がヤク中だったり殺人犯だったりしても、良い作品は良い、と言う考え。
 また、これも繰り返し述べてきたが、「意見が異なることは問題ではない、意見を交換しようとしない態度が問題だ」とも発言した。相手と歩調を合わせることはリアル社会ではおそらく大事なことかもしれないが(物事を決めて前に進める必要があるから)、ここはネットであり、独立した個人として、地位も身分も性別も関係なく平等に振る舞いそして意見を述べる、と言うことを最大限に尊重したいと考えている。
 そういう意味で、ネウヨの皆さんとの議論は歓迎します、と何度も表明してきた。その一方、ネウヨに限らず、ネットでもリアル社会同様にレッテルを貼りたがる人があまりにも多い。レッテル貼りとは相手の意見を聞かない、と言う問題に加え、意見の評価の前に人物を先に評価しようとする姿勢である。
 上記の通り、異なる意見を聞くことで自分の意見をブラッシュアップしたいし、イイネは賛同を得られた“数”に過ぎず、意見の正しさを担保することにはならない、と考えている。反論に対して答えが用意できて初めて客観的に良い意見になる。
 そして、良い意見は人物とは関係がない。少なくとも、顔が見えないネットで相手の人物評価などなんの意味もない(と言うか、立派な人物が常に正しい意見を言うとは限らないから、自分が立派な人間になりたいと思わない、とも言える)。そして人物評価をしないことこそ、ネットで議論を行う上での最低限のマナーだと考える。
 自分は“人物”としては最低だと思っている、と言うか実際、リアルでは本当に低い評価しか得ていない。でもそのことと私の意見の正しさはなんの関係もない。私と言う人物から完全に切り離して意見を交換する、それが私がネットに書き込む理想であり、最大のSNS利用のモチベーションである。
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