ささやかな幸せ

　とと姉ちゃんの「ささやかな幸せを犠牲にはしたくない」に深く感銘。今の世の中、“でっかい夢を持て！”とか言って、ささやかな幸せで満足する人間を非難する風潮が非常に不愉快だ。オリンピックやパラリンピックを見ていても、世界一を目指す“でっかい夢”を目指してる人間ばかりクローズアップされてて、勇気をもらうどころか、小さな夢で満足する私のような人間はへんな罪悪感さえ感じ、いたたまれない気持ちになる。
　でっかい夢“だけ”を肯定してると、アカバネの社長みたいになっちまうぞ、東芝の不正経理事件のニュースの後にとと姉ちゃんを見ると、このドラマのメッセージがはっきりしてくる。