DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

愛国心と言う名の踏み絵

 昔から自分の国のことなんかどうでもいい、と思っている人は一定数いて、またそういう人がいることが、国が平和であることの象徴だった。
 ところが現代は愛国心が踏み絵になっていることが多い。「日本スゴイ」的なテレビ番組が増えている、と言うのはよく取り上げられているが、ここまでめちゃくちゃな財政状況で、東京オリンピックに反対する人がまだまだごく一部と言うのもその一つ。たった3週間のスポーツイベントになんでこんなに政治や金が動くのか。リオでも他の国でもオリンピックのせいで財政がおかしくなるのは本末転倒。
 愛国心なんてのは基本的に共産主義国家が国民を統制するために無理やり押し付ける思想教育であって、日本のような民主主義国家では、むしろ愛国心が踏み絵になるような場面があってはならない。言わば、マスコミがこぞって「日本バンザイ」などと言ってるのは、北朝鮮がキムジョンイルマンセーと叫ぶ放送を繰り返しているのとなんら変わりない。日本バンザイは当たり前のように見えるが、冷静に考えてひどく歪んだ状況だと私は理解している。
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