DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

仮面ライダーセイバー

 AIをテーマとした仮面ライダーゼロワンのあとに本をテーマとした仮面ライダーシリーズが始まったのはとても興味深いことだと思っている。どちらも「知の集積」であり、一方は最新テクノロジー、他方は古代から存在する知の記録。
 AIは知の集積を意図的に行うが、本は人類の本能として古代から脈々と文字に語り継いできた知の集積である。意図的に知をラーニングさせる中で失敗する可能性があることは前の記事で書いた通り。むしろ本の知識の方が中立的と言うか、読んて読者がどう行動するかで初めて本の価値が生じる、つまりワンクッションある。そして人間のラーニングにはとても時間がかかる。それでもその価値は高いし、しかもその人の一生ものである。AIは機械なので、買ってきて、古くなったら廃棄が必要になる。テンポラリな知だ。

 あと、自立の問題も語っておく。最終的にはAIが自立した存在として確立し、人類との共存か排除か、と言うストーリーになって行くが、むしろあれはAIテクノロジーの話よりも、国民分断、BLMの話に近いのかな、と思った。知の集積と言う話題からは離れているけど、こちらも人類の未来にかかわる問題。
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