DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

板橋区役所前・花の湯(板橋区板橋3-15-19)

 去年のうちから今年3月で店仕舞いすると言う噂を聞いていたが、金曜土曜が定休、と言うのがハードル高く、年が明けてしまった。今度の勤務先も川崎だからそうそう行けるものではない、定時上がりできるうちに行っとかないと。今日はちょうどお遍路スタンプ帳は組合に送付してしまって手元にないのが残念。
 川崎から東京上野ラインで一気に赤羽まで北上、埼京線で板橋まで戻って板橋区役所前近くまで歩く。旧中仙道を北上、ゆーランド(板橋1-41)は健在を確認。中仙道を渡ってさらに行くと花の湯発見。すげー、千鳥破風と唐破風の二段構え、しかも唐破風の下には立派な懸魚も。これは文化財として残して欲しい建物。のれんも白地に朱の屋号入りオリジナル。旧中仙道板橋宿にふさわしい立派な銭湯。
 フロントの旦那さんに湯銭と下駄箱の鍵を。気が利くなあ、上下二段のロッカー鍵を貸してくださいました。
 脱衣室。フロント改装とサウナ室で少し狭くなっていますが、かなり大きな銭湯、解放感は十分あります。体重計があまり見ないメーカーだったな(失念)。おっ、軟水銭湯か、楽しみ。天井は格天井ではないですが、板張り。
 浴室へ、湯道具は屋号入り黄色プラスチック桶と水色台形座椅子。島カランは1列、カラン数は右側女湯側から8・6・6・4。おぉ、今でも備え付けボディソープとシャンプーが健在、なんて気の利く銭湯なんだ。
 残念ながらペンキ絵はありません。その代わり女湯側カラン上のタイル絵は曼陀羅みたいな不思議な模様。
 浴槽は3槽。右側深湯は熱湯。こりゃ45度きてますね、素晴らしい、これなら湯冷めしない。中央は座風呂2人分。左側浅湯は右半分に床バブル。左手に軟水風呂の能書きが書かれています。軟水風呂の設備って平成二年にできたのか、比較的新しいですね(と言ってももう27年経ってますが:-))。サウナは200円。
 湯上がりはビン入り乳飲料がなかったのでパス。フロントは女将さんに交替、常連さんと世間話に花を咲かせていました。帰りは旧中仙道沿いを23区内とは思えぬ観光地っぽい風情が素敵な街の風景を楽しみながら、板橋区役所前駅到着。
 と言う訳で、今のところ閉店を示唆する貼り紙などはなし、むしろ備え付けボディソープ&シャンプーがやる気を感じさせる銭湯。まあいずれにせよ、旧中仙道沿いの宿街の風情と、千鳥と唐の立派な二段破風は非常に趣があり、是非訪れていただきたい銭湯。
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