つれづれと 4/14

・半分、青い。ずるいなあ。子役時代が２週間と言うのは異例だが、これはもうプロローグではなく、これだけで立派に完成したドラマになってる。大人の役者も選りすぐりだが、子役だけで物語は進んでいて、しかも完成度高かった。アッバス・キアロスタミ監督作品を見てるのかと思うくらい。それでいて、いよいよ高校生にバトンタッチしても、今日の放送を見る限り全く不安がない。むしろ映画館に行くより良質なラブストーリーが見られる期待感すら膨らむ。永野芽郁ちゃん、UQモバイルのCMでの深田恭子、多部未華子と言う連ドラ主役クラスの女優に混じってニューフェイスはすごいな、と思っていたが、なんと子役からやっていて結構なキャリアを持っているらしい。これは傑作間違いなしだな。
・日本では熊本震災２周年だが、残念なことに、米英仏によるシリア空爆と言うニュースに上書きされてしまった。以前書いた通り、私は化学兵器使用はアメリカの自作自演と考えているので、シリア空爆なんて問題外のアメリカの暴走（そもそも国連も承認してない訳だし）でしかないが、百歩譲って仮にアメリカの攻撃が正当だとしても、それならなぜシリアには軍事力を行使して、北朝鮮には行使しない？と言う理屈で日本はアメリカに抗議して良い場面だと思う。
・工藤遥ちゃん、さすがは元モーニング娘。'17ですな。来週4/22(日)16:00から書泉グランデで写真集「ハルカメラ」発売記念イベントがあるそう。スーパー戦隊撮影中にGロッソ以外で会える機会があるのはめったにないこと。
・先ほど世界最古の大学（古代エジプトにも大学があった説もあるが、まだ歴史解明が進んでいないため現段階ではボローニャ大学が最古の大学と言われる）の話をしたが、実は神学部だけが最古の学部ではなく、医学部もまた最古の学部である。とはいえ、医学部は現代でも人気学部なのであらためて言及するまでもなかろう。
・今日はもしもツアーズもブラタモリもなし。ちょっと脱力。
・妖怪ウォッチがリニューアルして新鮮な感覚はしたが、面白さを取り戻したとは言えないなあ。
・キルギス映画、近代化の途中にある国では、やはりこのように近代化により失われていくものの危機感がテーマになることはよくある。急激な近代化は人々を不安にさせ、伝統を守ろうとする。一方近代化に慣れきった日本人や欧米人は新しいものに何の抵抗感もなく受け入れてしまう。それでちゃんとアイデンティティが保てるなんて逆に不思議だ。大相撲協会のような時代錯誤が起こるのはやはりどこかで日本人のアイデンティティが壊れてきているような気がするのだが。