Humdrum++

ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

亘理の根周り五目は良型揃い

2016-12-17 17:01:47 |  釣りレポ 2016

この週末は亘理の荒浜港にカレイ釣り。

とはいっても、単に遊びにいったわけではありません(ほんまか?^^;)
すでにPureAnglersサイトでは2017年のスケジュールが発表されていますが、その中でとりわけ目を引くのは第5回。
なんと、関東を飛び出し、東北での開催を計画しているのです。

すでにオファーを出し、承諾をもらっているのは荒浜港の拓洋丸。
実際に船長にPureAnglersの内容や主旨を説明しに、そして周りを固めてくれるフォロワーを探しに足を運びました。だから釣りは副次的なのです(ほんまか?^^;)

さて、早めに仕事かたして金曜日の夜に出発したんですが、この日はけっこう苦難の道のり。
常磐道の富岡~南相馬間が夜間工事通行止、前日に確認したときには見つからなかった情報。

やむなくR6を使い、原発事故による汚染地帯をRDMのContaminazioneを聴きながら北上します。
ゴーストタウン化した沿線は、このときと変わらずシュールな光景。

山元町まで来て、コンビニでコーヒー飲んで休憩してたら、羽虫のようなちらちらが。
なんと、雪じゃないですか、今日は降らない予報だったのに。

あっという間にブリザード状態^^;
東北は雪が積もるの速いです、みるみるうちに道路は白くなっていきます。
冬タイヤは履いてないので、積もると立ち往生、びびりましたよ。

ゆっくり走ってなんとか荒浜港まで到着すると、じきに雪はやみました、やれやれ^^;
不測の通行止め、そして雪、今日の釣りを象徴していたかも。

港でつり丸ライターの針生さんと合流。
まだ暗いうちから出船ですよ。いやーしかし寒い寒い!関東の2月よりも寒いですよ、手が冷たくて痛いほど。この日は寒波で、12月にしてはとりわけ寒い日だったようです。

今日の拓洋丸は、根回り五目での出船。
アイナメやマコガレイをはじめ、いろいろな魚が釣れるのですが、なんといってもこの時期に皆が狙っているのはナメタガレイ。

仙台では、年取りといって大晦日に年越の行事があります。そのときに膳を飾るのがナメタガレイ。
関東の人間にとっての正月用マダイのようなもので、この季節に大切な魚です。

ちなみにナメタガレイの貴重な水中映像がこちらのページにアップされています。
住んでいるところはゴツゴツの根の上、そしてかなり獰猛そう^^;。
遊泳シーンからは柔軟な体で強烈な引きを生むことがわかります。

沖の雲の合間からの朝日、晴れて良い天気になりそうです。
しかし今日は西風が強まる予報。朝のうちはふわふわした天気でしたが、次第に風が強まってきて海は悪かったです。

ロッドは手感度抜群の幻波カレイ180PTにカルカッタ400F。
翌日にマガレイ釣りも予定しているので、PE1号でいっか、とタックル使いまわしにしたのですが、これが失敗、あとで泣きます^^;

仕掛けは作ってる時間なかったので、常磐マコガレイ用に作っていたスペシャル仕掛け。
これがまた根回り五目と相性悪かった^^;、あとで泣きます。

餌は寒さに震えるも鮮度抜群のアオイソメ。

さて、ポイントについて釣り開始、水深は35mで根ガカリのある場所。
隣の針生さんはすぐに食わせます、30cmオーバーのマガレイ。根まわりはマガレイも良型。

私はコツコツと小突いて、すぐに根ガカリ^^;
いきなり先糸が切れてスタート出遅れ。今日は一日この根ガカリに悩まされます。
これまで経験した根まわり五目はそれほど根がきつい場所ではなかったのですが、このところの釣果がいまいちのせいか、船長は果敢にナメタのいそうなきつい根を攻めます。

仕掛け交換するとククンという小さなアタリ。
バシコン合わせを入れるも手ごたえは軽いです。

ショウサイフグ。
宮城の人、フグ釣っても食べないのでみなさんリリースしてますが、わたしはとりあえずキープ^^;

その後も、まわりでぽつぽつ上げてる時間帯に、私は根ガカリに苦しめられます。
常磐用のマコガレイ仕掛けですが、撚り糸でしなやかに作っているのですが、これが根に噛みやすい、フロロの仕掛けの方がいいです、こういう場所では。

根ガカリに苦しめながらも、マコガレイ、マガレイ、アイナメ、ショウサイフグと4目ゲット。
隣の人はナメタを上げてます、ナメタはいるので頑張りましょう。

マガレイもマコガレイも良型が揃ってます。

そして針生さんは特大サイズのマコガレイ。

けっきょく、マコガレイ2枚、マガレイ4枚、アイナメ1尾、ショウサイフグはリリース。なんとかお土産にはなりました。ナメタが釣れなかったのは残念だけど、いいんです、この時期のナメタは特別な魚、よそ者のわたしの針よりも、地元アングラーの針に掛かってくれた方がナメタも幸せです(^^)

船ではマコとマガレイ合わせて5-10枚、ナメタは船中6枚でした。
これまでに比べ、厳しい日でしたが、苦戦の原因はやわらかすぎる仕掛けと細いPE(1号)で、根ガカリ対策が不十分だったこともあります。
次回はしっかり対策して望みます、今回の釣行でけっこう経験値が上がりました。

針生さんのマコガレイは52cmのジャンボサイズ!

私もマコガレイは最大41cm、マガレイは37cmと型は申し分なし。

いつも楽しい釣りをさせてくれる荒浜港の拓洋丸。
明日はマガレイ主体で、ポイントも違います。こちらは好調なようですので、頑張っていきましょう。

[荒浜港 拓洋丸]
http://outdoor.geocities.jp/wataritakuyou/
http://blogs.yahoo.co.jp/hhgqg656

船に集合↓

にほんブログ村 釣りブログ 船釣りへ

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラ・フランス Part I | トップ | ラ・フランス Part II »

コメントを投稿

釣りレポ 2016」カテゴリの最新記事