Humdrum++

ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

誘って合わせて数を伸ばせ、南房の秋フグ

2019-09-06 11:14:26 | 釣りレポ 2019

ぽっかり予定が空いた金曜日、ここしばらく千鯛丸に顔を出していないので久しぶりに船長の顔を見にいこう、と朝にブログをチェックすると、釣りものなんでもどうぞ、とのこと。
午後になって、マダイでもスルメでもなんでも他のお客さんに付き合うよー、と電話しようとすると、ブログはフグ急募に変わってました。
フグなら、たぶん常連のTさんが希望入れたんだなと思い、私も賛同者へ名乗り。

そんなわけで、フグ常連Tさんと二人だけの出船となりました。
風も波もないべた凪です、ビューティフル朝焼けに変な雲。

ビューティフル日の出に、変な雲パート2。

さて、タックルはいつもの黄色い奴。

カットウもいつもの一本針仕様に餌は青柳。

(写真提供:千鯛丸)
このところ水温が以上に高いそうで、マグロが泳いでそうな水温。
いつもの白間津沖にも行ったのですが、早々に見切りをつけ、高水温の白浜沖も避け、千倉東沖を探ります。
型は大小交じりで、ぽつりぽつりと食ってきます。

船長から「いーさんのブログは影響強くて、、こないだフグ3尾って書かれたら、さっそくお客さんから、フグ釣れてないの?」と電話がきたよ、とのこと。
フグ3尾なんて貧果あったっけ?覚えてない^^;と、調べてみると、こないだの釣りがそうだった^^;;
悲しいことや辛いことはすぐに忘れるので記憶から消えてましたよ^^;
今日はブログに、たくさん釣れたよ、と書きたいね!

この日は順調。小型もそれなりに交じりますが、これも秋フグの特徴。乗っこみ時期よりも数釣りができるのが楽しいところです。

フグ釣りは繊細な釣りの代名詞。
しかし千倉のフグといえば、ひと頃はいつでもどこでもバンバン食ってて、「千倉のフグはおばかだから誰でも釣れるよ」と船長が言ってた頃もありました。
しかし、近年はフグが賢くなってしまったか、東京湾のフグと変わらない釣り方です。
しゃくって誘って、落とし込みでアピールし、小さなアタリに合わせて針に掛ける、しっかりとこういう釣りをやらないと、餌だけ取られる羽目になります。

仕掛けを落とした途端にガツガツ!ちぎっては投げちぎっては投げの束釣りフグはそれはそれで楽しいのですが、
やはりフグは誘ってアタリを出して、合わせて掛けるのが王道の楽しさだな、そんなことを思い返した日でした。

強烈かつ、そこそこシャープな引きだったのでもしかしたらタイガーか?と思ったのですが、正体はサカタザメさん。

悪そうな顔してます。

朝ごはんは悪魔のおにぎり、ピリ辛ペペロンチーノ味。
普通の悪魔のおにぎりの方が好みかな。

釣ったフグは潮まわりの合間に昭和スタイルで捌いてクーラーできっちり冷やしておきます。

そんなこんなで、誘ってアタリを出して、合わせて掛ける楽しいフグ釣りが続いて、もう満足とちょっと早めの沖あがり。
私は52尾、Tさんは70尾と十分な釣果でした。(この日の船長ブログはこちら)

この日の秘密兵器は千鯛丸Tシャツ(非売品)!
夏が終わる前に着られて良かった(^^) どうもありがとうございます。

さて、秋の小さいフグ、これが美味しいんですよ。
松葉に開いて氷できんきんに冷した塩水にくぐらせます。
フグは塩吸い込みやすいので、アジなどの干物よりも塩分濃度は薄めに。

冷蔵庫でコチコチになるくらいに干せば、そのまま炙って食べてもよし、唐揚げや天ぷらのネタにしても良し、と重宝する食材になります。(尻尾は食べられないです) これは薄塩干しですが、みりん干しなどお好みの味付けで干せばOK。

また、中型以上のフグは3枚におろして、刺身やらフライやらフグ飯やら、これまたいろいろな料理に使えます。

[千倉港 千鯛丸]
https://ameblo.jp/chidaimaru

港に集合受付

にほんブログ村 釣りブログ 船釣りへ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Raimat Clamor Tinto 2015 ~... | トップ | ぶたまる 3rd [館山] / ... »

コメントを投稿

釣りレポ 2019」カテゴリの最新記事